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爆乳女子大生と入れ替わったおっさんがその人生を奪い、好き勝手するまでの話

とにかく王道なのを書きました。こういう倫理観のないスケベなおっさん、狂おしいほど好きです。

爆乳女子大生と入れ替わったおっさんがその人生を奪い、好き勝手するまでの話

「チクショウ……どいつもこいつも俺のことを舐めやがっへよぉ……」


頭の中だけで呟いたはずの言葉が無意識の内に口から零れ出ている。多分……いや、間違いなく今の俺は頭のおかしい酔っ払いに見えていることだろう。

それでも、このクソみたいな気分をどうにかするために、酒に頼るしかない俺はカウンターに置かれた焼酎を瓶ごと煽った。


俺の名前は佐山源一(さやま げんいち)。もう歳が43にもなるのに無職で、おまけに未婚で連れ合いすらいないという、少し前の俺なら馬鹿にして上から目線で説教でもしていたような……自分で言ってて悲しくなるがそんな男だ。

ケチが付き始めたのは今年の4月頃。俺好みのエロ可愛い女が新卒として入って来てからだった。

そんな娘が俺と同じ部署に入ってきたもんだから、そりゃあとことん目を掛けてやった。率先して手取り足取り仕事を教えてやったりだとか、飯やら飲みにやら何度も誘ってやったりとかな。

そのお礼としてたまーにケツとかを触らせてもらってたんだが、あの恩知らずな女はそれをセクハラがどうこう騒ぎやがって……。そのせいで会社をクビになったというわけだ。


そして今日。今まで目を掛けてやってた女の後輩社員たちを俺の送別会に誘ってやったのだが結局誰も来ず、一人寂しくヤケ酒をしている最中だった。


「――くさま……。お客様……」

「んあ……?」


いつの間にか寝ていたようで、肩を揺さぶられる感覚で目が覚める。


「すみません、当店は時間制となっておりまして。お時間となりましたのでお会計をお願いしてもよろしいですか?」

「じかんせいぃ……? ヒック、別にいいじゃねえかちょっとくらい。なぁ?お客様は神様なんらろぉ……?」

「申し訳ないのですが、そういうルールですので。 立てますか?よろしければ店の外までお荷物を――」

「触んじゃねえ、クソ野郎!」


俺の腕を掴もうとしてきた優男の手をバシッと払いのける。店員は驚いたような顔を浮かべているが、その目が俺を蔑むような、馬鹿にするような目つきになっていることを俺は見逃さなかった。


「なあ、お前も馬鹿にしてんだろ?女にモテねえ無職のおっさんが一人で飲んだくれてるってよぉ、なぁ!?」

「……すみません、他のお客様のご迷惑になりますので早急にご退店頂けますでしょうか」

「はぁ!?てめぇ何様のつもりで――」

「警察、呼びますよ?」

「……チッ」


警察という単語を出され、俺は諦めて会計を済ませて店を後にした。

まだ飲み足りないし2件目にと足を踏み出したが、どうにも足がふらついてまともに歩けない。前はこんなこと無かったのだが、40歳を超えたあたりから以前より酒に弱くなった気がする。


「どうして……なんれこんなんになっちまったんらよぉ……!」


再度、口から洩れた独り言に道行く奴らからクスクスと笑い声が向けられるが、もはやそれすらどうでもよかった。というより、こんなおっさんが道端に居たらきっと俺だって笑っていたことだろう。

珍しく数年は続けることができた仕事をクビになっちまって、今まで投資どころか貯金すらろくにせず、更にはこの歳なもんだから再就職なんて絶望的。そんな惨めなおっさんが、今の俺……?ダメだ、冷静になればなるほど死にたくなってくる。


(……そういえばあのバーはやたら度数の高い酒置いてたっけか。いっそ潰れちまうのも悪くないな……)


ふらついた足取りのまま、朧げな記憶を頼りに繁華街の路地裏を進んでいく。しばらくすると明るい大通りが見えてきて――


「うおぉっ!?」

「きゃあぁ゛ぁっ!?」


ゴヅッ!と鈍い音と共に額に衝撃が走り、そのまましりもちをついてしまう。ぶつかってきた奴はどうやらおっさんだったらしく、変に裏返った野太い悲鳴があたりに響いた。


「痛ってえな……前見て歩けってんだボケが!!」

「あぇ……?す、すみまへん…………あ、あれ?なにこの声……手も……えっ!?」


怒声を浴びせつつ、ぶつかってきたおっさんを睨みつけようとしたのだが……どういうわけか黒い何かが視界を遮っていてよく見えない。手で触れてみたそれはどうやら髪の毛だったらしく、鬱陶しいそれを左右に分けると視界が開け、あんぐりと口を開いた間抜けなおっさんの顔が目に映って――ん?髪の毛?


「なんだこれ、女用のヅラ……いや、本物か!? ははっ、声も……ど、どうなってんだ!?」


自分の口から発せられている声が、細く甲高い女のような声になっていることに気づく。頭を掻き上げてみれば既に薄くなっていた俺の頭髪とは全く違う、長くさらさらとした髪が指先を通り抜けていく感触がした。

そして目の前で女座りをして俺を指さしているどこか俺に似た『おっさん』と、そいつと一緒に視界に入ってきて、更には今まで感じたことが無いような重みを伝えてくる胸元の大きな膨らみ。


「んあぁっ♡」


好奇心のままに両手でその双丘をぐにぃっと揉みしだくと、手のひらに柔らかな感触が伝わると同時にAVでしか聞かないようなエロ可愛い声が俺の口から零れ出ていく。もしかすると、これは――


「や、やらっ……! わ、わたひの姿で変なことしないでくらさい!!」

「うおっ!?」


直接その膨らみを触ろうと服を脱ごうとした矢先、座り込んでいたおっさんがふらふらと立ち上がると俺の足元に縋りついてくる。

よくよく見ればこの酒臭いおっさんの顔も、そして声もどこか慣れ親しんだものに思えた……というよりも。


(この顔……やっぱりどう見ても『俺』だよな。 ってことは、もしかすると俺がこのデカ乳を持った女の身体に入っちまって、その代わりにこの女の中身が俺の身体に入ったのか……?)


先ほどまで泥酔していた割にはやたらと頭が回り、やめてだなんだのと喚いているおっさん……本来の俺の身体を尻目にそんな考えが浮かんできた。そんな風に冷静に考えられるのも、まったく酔っていないように感じるこの身体と入れ替わったからなんだろうが……。


「そうかそうか、なるほどねぇ……くひひっ♡」

「ちょ、ちょっと!?なにしてるんれすか!?」


足元で喚いているおっさんを無視して、片手でぐにぐにと胸を揉みしだきながら新しく俺のモノとなった女のカラダをまじまじと眺める。

毛やシミなんて全くないハリのある白い肌に、足元が見えないほどデカいエロ乳。元の身体とはまるで違う感覚は慣れないものではあるが、近頃悩まされていた疲労感や腰痛はすっかりと消え失せ、むしろ力がみなぎるようだった。

どういう理屈なのかは分からんが、俺は入れ替わったんだ。たった今ぶつかったこいつの……恐らく、若い女の身体と。


「ね、ねえ!どうしてわたひがおじさんになってて……あ、あなたはなんでわたしなんれすか!? 元にもどしてくらさいよ!ねえってば!」

「うおっ!?酒くせぇ……。 触んじゃねえよ、気持ち悪いな」


状況を理解しているのかしてないのか、元の俺の身体は両肩を掴んできたかと思うと呂律の回らない舌でまくし立ててくる。

こうして他人の目を通すと、『俺』は哀れみすら感じるほどに惨めな存在に見えた。無職のおっさんということは言わずもがな、腹は出てるわ不細工だわで、おまけに女口調だからかオカマのようでいっそう見苦しく感じる。自分で言って悲しくなるが、正直『こいつ』に戻りたいだなんて微塵も思えない。


「ちょっ……あ、あかりちゃん!?大丈夫!?」

「せんぱい……!」


どうしたものかと手をこまねいていると、道の前方から男女2人が走ってくるのが見えた。俺の身体になっている女はその声を聞くと安心したような素振りを見せていて……恐らく、こいつの知り合いか何かなのだろう。


「た、助けてくらさい!じつはわたし――」

「きゃーーーっ!!助けてください、襲われるーーっ!!」

「な、何を……あぐぅっ!?」


俺の身体は情けない声で助けを求めようとしていたが、それをかき消すようにして俺は甲高い悲鳴を上げた。

様子がおかしい酔っ払いのおっさんと、そいつに絡まれている若い女。どちらが被害者に見えるかなんて誰が見ても一目瞭然で、駆けつけてきた若い男は元の俺の頬に容赦なく拳を叩きつけた。


「うぅ……せ、せんぱい、何するんれすか!?」

「うるせえ変態ジジイ! 何すんだはこっちのセリフだ!」

「うぐっ……!?や、やめてくらさい!わたしが、わたしがあかりなんれすぅ……!!」

「は?何言ってんだ? とにかく警察呼んだからな。来るまで大人しくしてろよ」


俺の身体に入った『あかり』という名前らしい女は何が何だか分からないと言った様子のまま、涙目で羽交い絞めにされていた。

俺と身体が入れ替わっていることを必死になって訴えかけているが、当然信じられていないようだ。


「あかりちゃん大丈夫!?ごめんね、あんなのに絡まれてたのに気が付かなくて……怖かったよね……!」

「いやぁ、その……そ、そうですね?センパイが来てくれなかったらどうなってたことか……うへへ♡」


もう一人やって来た女が俺を心配するように抱き着いてきたが、そいつの顔を見て今の俺のカラダへの期待感が更に高まっていった。というのも、その娘は若く可愛らしく、服装の感じからしても仕事終わりのOLにはとても見えなかった。多分女子大生かなんかで……ってことは、今の俺の身体も同じ立場にあるのだろう。

そしてなにより、どさくさに紛れてケツを触っているというのに嫌がられる様子なんてまるでなくて、そんな最高の身体と立場を手にすることができた悦びでニヤけが止まらなかった。


それから少しして、騒ぎを聞きつけたらしい警官が俺の身体になったあかりちゃんを抑え込み、手錠をかけていった。

彼女は相変わらず「私が本物のあかりだ」だの「身体が入れ替わってる」だのと呂律の回らない口で喚き続けていて……あの様子ならきっと、頭のおかしい酔っ払いとして対処されることだろう。


「それじゃ、後のことはサークルの男連中に任せよっか。 住んでるとこ、確かこの近くだったよね?危ないし送ってくよ」

「おっ、そうなん……あ、いや、そうでしたね!それじゃあお言葉に甘えて……へへっ」


『俺』の情けない声がなおも聞こえてくるが、もはや元の身体への未練なんてものは微塵も感じられなかった。そんなことよりも、今は新しく俺のモノになったこの巨乳女子大生ボディのことが気になって仕方がない。

そうして喚き叫んでいる『俺』に背を向け、『あかりちゃん』の住居を知っているらしい女性についていくのだった。




***




「ふぃ~……。ようやく一息つけるぜ」


マンションまで案内してきた女子大生に若干不思議に思われながらもなんとか部屋番号を聞き出した俺は、彼女と別れるとあかりちゃんの部屋に上がり込んでいた。

部屋自体は俺が住んでいるのと同じようなワンルームの造りだが、ゴミ屋敷状態になっている俺の部屋とは異なりしっかりと掃除されているからかある程度の広さを感じる。整理の行き届いた印象を受ける内装から見るに、あかりちゃんが真面目で几帳面な性格の娘であろうことが伺えた。


「そんな娘が俺みたいなおっさんと入れ替わっちまうってんだから、人生何があるか分かんねえよなぁ。 ま、これからは俺があかりちゃんのカラダを有効活用してやるから安心してくれよ?うへへっ♡」


その辺に荷物を放り、部屋の端に立てかけられた姿見に映るあかりちゃんの姿を眺めながら独り言ちる。長袖のセーターにロングスカートという体型が分かりづらい服装をしているものの、グラビアアイドルのようにスタイルを強調をするポーズを取っていくと服の上からでもそのエロい体つきが見て取れた。

動くたびにたぷたぷと揺れる胸元の爆乳は言わずもがな、スカートの布地が張り付いたケツや太ももも俺好みのムチっとした肉付きを感じさせて、服を脱ぐ前から涎が出そうになる。


「さて、そんじゃお顔の方をご拝見~っと……うおぉっ!?」


鏡に近づき、目元を隠すように垂れ下がっている鬱陶しい前髪を掻き上げた瞬間に思わず素っ頓狂な声を上げてしまう。期待外れのブスだったからとかではなく、むしろその真逆。今までの俺の人生で関わったことが無いような美女の顔がそこに映っていたからだ。


「ははっ、すげえ……。もしかしてハーフかなんかだったりするのか?」


色素の薄い透き通った肌に、スッと鼻筋の通った日本人離れした顔立ち。何よりも印象的なのは、切れ長な二重瞼に縁どられた水色の瞳だ。よく見れば髪も黒髪ではあるものの生え際や睫毛なんかは金髪に近く、恐らく黒染めでもしているのだろう。


「ふへへっ……いいねえ、最高じゃねえか!これから俺はこの女として生きていくのかぁ……♡」


目の前の美女の顔は俺の感情を反映するかのようにニヤついた笑みを浮かべ、そんな『自分の顔』に手を触れ、改めて俺がこの美女として生まれ変わったのだと実感する。この可愛らしい顔や声……どころじゃない。興奮で胸を高鳴らせている血も肉も、そして今後の人生に至るまでもが俺のモノとなったのだと。

そしてそんな極上の美女を目の前にしているからだろうか、さっきからカラダが火照って仕方がなかった。元の男の身体であれば、間違いなく勃起していたんだろうが、今の俺にチンコなんてものはない。その代わりと言わんばかりに、頭の中がおかしくなりそうな熱と疼きが俺を襲っているのだ。


「もしかすると、これがオンナの性欲ってやつなのか? 女は男の何倍も気持ちいって聞くし……ふへへっ♡それじゃあたっぷりあかりちゃんのカラダを堪能させてもらうとするかなぁ♡」


邪魔な長い前髪を左右の耳に掛けて視界を確保した俺は彼女の衣服に手を掛けていった。がばっとセーターを脱ぐと雌の香りが鼻先を刺激し、同時にブラウス姿のあかりちゃんが鏡に映る。プチプチとボタンを外していくと窮屈だった胸元が少し楽になり、白いブラジャーに包まれた彼女の爆乳が露わになった。ただ自分の服を脱いでいるだけだというのにまるで女の服を無理矢理脱がせているように感じられ、倒錯的な興奮で背筋がゾクゾクと疼いてくる。


「うははっ、ドスケベすぎんだろこのデカ乳♡何カップくらいあんだ? 腹肉はちっとだらしねぇが……ひひっ♡これくらいの方がエロくって良いよなぁ♡」


ブラジャーの中に窮屈そうに押し込められている乳房をたぷたぷと揺らしつつ、スカートの上に少しばかり乗っかっている柔らかな肉をぷにっと摘まみんでみせる。俺としてはガリガリで抱き心地の悪そうな最近のメスガキよりも、こういったぽっちゃりとはいかないまでもムチムチとした肉感のある方が好みで、まるで俺のために用意されたような理想のエロボディであるあかりちゃんの肉体に感謝の気持ちすら湧いてくる。

そしていよいよ、俺はこの娘の生乳を拝もうと色気のないブラジャーに手を掛けていった。身体が覚えているのだろうか、後ろ手にホックを外そうと試みると手が自然と動いてくれた。その瞬間、両肩にずしっとした重みが掛かり、すこし遅れて拘束を解かれた二つのたわわな果実がぷるんっと揺れながら俺の眼前へと躍り出る。


「うおぉぉっ!すっげえ……♡」


むぁ……♡と漂ってくる濃厚な雌の匂いに酔いしれながら、今の俺の小さな手のひらでは収まりきらないほどのデカ乳を鷲掴みにする。あかりちゃんはどうやら陥没乳首らしく桜色の乳輪の下に可愛らしい突起が見え隠れしていたが、俺の興奮を反映しているかのように中でムズムズと疼いているようだった。


「んっ、ふぅぅ……っ♡♡ やべぇ、エロい声が勝手に……くひっ♡本当にこのエロい女のカラダが俺のモノになったんだなぁ♡♡」


胸を揉まれているという今まで感じたことが無い甘美な感覚によって自然に声が零れるが、そんな俺の声も女の甘い吐息となって俺の口から漏れ出ていく。鏡を見ればグラビアでもお目にかかれないような爆乳美女が自分の胸を揉みしだきながらだらしのないカオを浮かべている姿が映っていて、俺の意思で動くその女を前にして改めてこのエロボディを奪ったのだという実感が湧いてくる。

そしてあかりちゃんのカラダはそんな俺の下卑た興奮すら自分のモノとして捉えてくれているようで、乳輪の下で窮屈そうに隠れていた彼女の乳首がムクムクと隆起し、やがてピンと突き上げられていった。


「くひひっ♡ビンビンに勃たせやがってよぉ♡ こんなエロ乳首、弄ってくれって言ってるようなもんじゃねえか♡♡じゅるっ」


気が付けば緩んだ口の端からヨダレが垂れていたが、胸の表面を伝ったそれが乳首を濡らす感覚で更に興奮が増してくる。そして俺は鏡の前でガニ股になりながら、勃起した乳首を両手の親指と人差し指で摘まみ上げると、そのまま扱くようにして弄り始めた。


「んやぁぁぁっ♡♡ ……ふへっ♡思った通り、めちゃくちゃ気持ちいいぞこれ……あんっ♡♡」


乳首をぐにぃっと捏ね上げ瞬間に電流のような快感が頭へと通り抜け、反射的に恥ずかしい嬌声を上げてしまう。女にしかない敏感な性感帯を使っているからなのだろうか、胸を弄っているだけなのに子宮のあたりが疼きまくって仕方がない。


「くぅぅっ♡♡これ、すごいぃっ♡♡乳首をぐちゅぐちゅ潰してるともっと気持ちよく……あははっ♡♡こんなドスケベボディを持ってて1度もシコって無かったとか、私ってほんともったいないことして……あ、あれっ?」


熱に浮かされるまま呟いたその言葉に違和感を覚える。俺とあかりちゃんはそもそも初対面どころか会話したこともないはず。それなのにどうしてこんなことを知って……いや、それだけじゃない。もっと何かを"思い出せる"ような――


「うぁぁっ!?♡♡ な、なんだこれ、もしかしてあかりちゃんの……っ♡♡」


そうして頭の中を駆け抜けていったのは、俺が知らない『私』の記憶だった。

北欧出身である祖母の血が入っているせいか同い年の子よりも発育がよく、周りの男子や大人の男の人たちから向けられるじっとりとした視線が怖くて嫌だったこと。

日本人だと思ってもらえない見た目が原因だと思い、高校からは地毛の金髪を黒く染めて目立たないようにしていたら今度は痴漢に狙われるようになったこと。

自慰自体は知識として知っていたけど、そんな"汚い性欲"を向けてくる人たちと一緒みたいになるのが嫌だったからずっとシたことが無くて――と、断片的ではあるものの俺が知らないはずの『国岡明里』としての記憶が脳裏に次々と浮かんでいった。


「これ、なんかヤバいんじゃ……?でも……あぁんっ♡♡ダメだこれ、手ぇ止まんないよぉっ♡♡♡♡」


まるで自分が自分でなくなっているような感覚に戸惑いを覚えたものの、発情しきったこのカラダは自慰を止めることを許してはくれなかった。

だってこんなのは初めてだったから。こんなに気持ちよくて満ち足りていて、何よりあんなにも嫌だった『私の身体』がこんなに魅力的に見えるのは初めてで……。そんな考えが脳みその中を駆け巡っていき、もっと気持ちよくなりたいと言う欲求のままに両指が自然と動いていく。


「ひあぁぁっ!?♡♡ だめっ、なにかキちゃうっ♡♡私、こんなの知らなっ……っああぁぁああっ♡♡♡♡」


ずくんっと子宮が強く疼いたと思った直後、頭の中でとてつもない強烈な快感が弾けて全身を駆け巡っていく。初めて味わう女としての絶頂を前に力が抜け思わずへたり込んでしまうが、それ以上に、俺はその快感とは別のモノに戸惑っていた。


「はぁっ、はぁっ……。 ……ははっ、やっぱりそうだ!国岡明里、18歳。大学では文芸サークルに入ってて、昨日は初めて行ってみた打ち上げがすごく楽しくて……!」


軽く脳みそに命令を送ってやると、明里の身体は他人であるはずの俺に向けて大事な記憶を易々と送り込んでくれる。といっても分かるのはここ数日の記憶ぐらいで、それ以上前は断片的にしか思い出せないのだが……それでも、明里本人しか知ることが無いはずの記憶をその時感じたことまで覗き見ることができるというのは得も言われぬ興奮を与えてくれた。


「なんだってこんなことに……。 いや、なんかよく分かんねえけど……うん、なんとなく理解はできるな……」


戸惑う俺をよそに、頭の中には一つの仮説が浮かんできた。

人間の記憶は脳に蓄積され続け、それを引き出すための特殊な電気信号が脳神経に流れることで「思い出す」という行為ができるのだと以前何かの本で読んだことがある。となれば、普段ではありえないような強い電気信号……つまりは性的絶頂によって記憶を司る箇所が過剰に刺激され、そのおかげで俺の魂は他人である明里に宿った記憶を引き出す感覚を少しずつ掴めるようになっているのではないか、と。


「ははっ、ムラムラしてるってのにえらい頭が冴えてやがる。これも元の俺とは違う明里の若い脳みそを使ってるからってことなのか……? ま、要するにイけばイクほど記憶が読めて、この娘に成りすませるようになるってことだろ?くひひっ、最高じゃねえか♡♡」


これからこの娘として生きていくうえでの懸念点が無くなったことで、悦びに打ち震える。身体も記憶も本人そのものであれば「他人と入れ替わっている」なんてことを誰からも怪しまれることなんてない。この美人女子大生としての新しい人生を気兼ねなく堪能することができるのだから。

更にはそのための手段がオナニーだと言うのだ。元々このカラダを犯し尽くす気満々だった俺にとってどこまでも都合のいい状況にニヤけが止まらない。


「それに、このカラダの方も俺に犯されたがってるみたいだしなぁ?」


他人であり、そして男でもあるからなのだろうか、俺はかつてのこの肉体の持ち主以上に『国岡明里』がどういう人間なのかを理解することができていた。軽く乳首を弄っただけで男の時とは比べ物にならないほどに快感を伝えてくるような、快感を得ることに特化しているようなドスケベな女の姿こそが本来の明里なのだと。そして、そんな身体が発する肉欲を元の明里はずっと抑圧し、それが溜まり続けているということも。

現に一度乳首イキをしたにも関わらずこのカラダはさっき以上にムラムラとしていて、早くさっきのをもう一度シてほしいと俺の精神に強く訴えかけてきているのだ。まるで元の魂を見限って俺という男に寝取られたがっているようなその反応を前にして、もはや我慢なんてできるはずもなかった。


「ふへへっ♡そんじゃあお望み通り、明里のカラダを存分に味わわせてもらうぜ……♡♡」


明里の綺麗な顔を俺自身の下卑た欲望で歪めながら、彼女から引き出した記憶でもってスカートとショーツをスムーズに脱ぎ去っていく。

『私』の魂が忌避していたことで知ることがなかった、『私』の肉体が狂おしいほどに求めていた行為。その欲求を満たすためだけに明里の肉体は生まれた時から連れ添ってきた魂を裏切り、俺という部外者の魂を主人として選んだのだ。

そんな健気な俺の新しい魂の器の期待に応えてやるために、そして何より俺自身の欲望を叶えるために、既に滴るほどに濡れそぼっていた股間の秘所へと指先を這わせていく。


「ぅぁっ……♡ふへへっ、愛液でべっとべとじゃねえか♡ 軽く撫でてるだけでこれなら、ココを触っちまったら一体……きゃうんっ!!?♡♡♡♡」


直上にある小さな突起をきゅっと摘まんだ瞬間――痛みにも似た強烈な刺激が神経を通り抜けて脳髄まで達し、反射的にびくんっと全身が大きく跳ねてしまう。

男には無い器官。あらゆる性感帯の中で、最も神経が集中しているというクリトリス。今までずっと触れることすらしてもらえなかったからなのかそこは過剰すぎるほどに敏感になっていて、その強い刺激によって視界がチカチカと明滅していた。


「びっくりしたぁ……クリってここまで敏感なのか。 でも、ゆっくり触ってやれば……んっ♡♡ははっ、やっぱりだ♡亀頭みたいに弄ってやるだけで、ん゛ぅっ♡♡♡チンコの何倍も気持ちよくてぇっ……あぁぁぁっ♡♡♡♡」


ぬるぬるの愛液を指にまとわりつかせ、円を描くようにして優しく撫で上げるように触っていると、それだけで勝手に嬌声が漏れてしまうほどの快感が全身に響いていった。段々とそれを繰り返していると少しずつ慣れていったのか、少し強めに捏ね回してやると、今度は痛みだけでなくそれを掻き消してしまうほどの快感も伝えてくる。


「やばっ……これ、気持ちよすぎてトびそうに……♡♡ いや、もっと、もっとだ。こんなんじゃぜんっぜん足りねぇもんなぁ♡♡」


抑圧され続けてきた明里の肉体が未だ伝えてくる欲求不満に促されるようにして、更なる快楽を求めた俺は彼女の指を濡れ切った秘裂の中へと侵入させていく。親指でクリを刺激しつつ、中指でその裏……Gスポットをぐりぐりと圧し潰していくと得も言われぬ快感が脳を満たしていき、今までずっとそれを待ちわびていたかのような感覚を覚えた。


「うふっ……うへへへっ♡♡ 明里の、私のカラダってこんなに気持ちよかったんだぁ……っ♡♡♡♡」


快感で頭の中がぐちゃぐちゃに蕩け、混ざり合い、もはや歓喜の声を上げているのが俺なのか私なのか分からないほどの多幸感で満たされていく。

コンプレックスだと思っていたこのムチムチしたエロいケツや太ももも、重たくて邪魔だったこのスケベすぎるデカ乳も、ガイジンだって揶揄されるのが嫌だったこのエロすぎる美少女フェイスも。ほんの数時間前まで『私』だったあの娘が嫌がっていたその全てが、こんなにも情欲をそそる魅力に満ち溢れたものだったなんて夢にも思わなかった。


「えへへっ、私をオカズにシコるのさいっこぉ♡♡♡なんで今日までシてこなかったんだっけ……ああそっか、俺と入れ替わったおかげなんだっけなぁ♡♡」


快楽でどろどろに蕩けきった明里としての心が、その快楽をもたらした俺の魂を受け入れてるのが分かる。『国岡明里』として生まれてきたこの肉体が俺という男の魂に適した器に書き換わっていくのが分かる。かつて『私』だった頃の感性や嗜好、価値観といったものが全て俺自身のモノで置き替えられ、元々あったそれらは不要なモノとして肉体から追い出されようとしていた。


「そうだ、出せっ!出ていけぇっ♡♡ 要らない『私』を全部追い出して、俺のモノに……っ、あぁぁっ♡♡♡♡らめっ♡♡♡イクっ、イグぅぅっ♡♡♡♡♡♡」


ぷしぃぃっ♡股間から液体が噴き出していくのと同時に、今までで一番の快楽の塊が頭の中で弾けていった。あまりの快感でびくんっと背中が反り返り、豊満な乳房が揺れる重みを感じながら仰向けになって息を整える。


「んぐっ、ふぅぅぅっ♡ ふぅっ、ふぅっ、はぁぁ……っ♡ ははっ、よすぎてマジで逝っちまうかと思ったぜ。でもこれで……」


絶頂の余韻でじんじんと頭が痺れ続けているが、そんな状態でも今の『自分』がさっきとはまるで違うことを感じていた。

以前の身体とはまるで違かったためどうしても拭えなかった全身の違和感も、他人の日記を覗き見しているように感じた明里としての記憶も。その全てが今では慣れ親しんだ『自分』なのだと感じられ、まるで生まれた時から自分が国岡明里だったかのような錯覚すら覚える。


「……いや、錯覚じゃねえか。この身体も記憶も人生も、明里の全てが俺のモノになったんだからなぁ♡」


鏡に目を移すと顔を赤らめながらはぁはぁと息を荒げている俺の姿が映っていて、そんな自分の姿を眺めているだけでもイったばかりの子宮が疼いてしまう。自分自身をエロい目で見て興奮し、そしてそんな性欲の籠った視線を向けられるだけで発情してしまうカラダになってしまったことに一抹の不安を覚えるが、明里の淫乱な肉体はそれにすら悦びを感じているようだった。


「っ……♡ へへっ、やっぱあれくらいじゃ足りねえよなぁ♡まだ全然イけそうだし、こうなりゃとことんヤってやるとするか♡♡」


鏡に映る美女の顔に妖艶な笑みを浮かべさせ、興奮のままに再び自らの秘所へと指先を這わせていく。

まるで18年もの間ずっと抑圧されてきた欲求不満を晴らすかのように激しい自慰が続いていき、イキ疲れて眠った俺が目を覚ます頃にはすっかりと日が昇っていた。




***




「――ええ、すごく良い感じです。ここまで素敵な仕上がりにしてもらえるなんて……驚きました」

「いやあ、綺麗な髪をしていらしたんでこっちもつい張り切っちゃいましたよ! 一応まだ本来の色まで落ちきってはないんで、これから何回か~~」


美容師の言葉を流し聞きしつつ、鏡に映る自分の姿を眺めていると思わず感嘆のため息が漏れてしまう。

昨日この身体と入れ替わり、新しく『国岡明里』となった俺は早速このカラダを俺好みにカスタマイズしようと街に繰り出していた。

せっかくのスタイルを隠すようなものばかりの手持ちの服の代わりとなる露出度の高い洋服を買い漁り、目元を覆う邪魔臭い前髪を短く整えてもらい、そのついでにもはや不要になった黒染めを落としてもらうことにしたのだ。

そのかいもあり、目の前には日本人離れした美貌や蠱惑的な肢体を惜しげもなく晒している美女が……明里の本来の姿が映っていた。色素が沈着していたということで髪色は中学時代までの綺麗な金髪にはならなかったが、艶めいたライトブラウンもこれはこれで似合っているし良しとしよう。


(ははっ、見てる見てる♡ ま、明里みたいな美人がこんなエロい恰好してたらそりゃあ男は釘付けになっちまうよなぁ♡)


美容室を後にして道を練り歩いていると、あちこちから視線が……特に男性からの"汚い性欲"が籠った視線が突き刺さってくるのを感じていた。

今俺が着ているのはたまたま目に入った店で買った、肩周りが大きく露出しているベージュのニットワンピだ。更に胸元には谷間を大胆に露出させているスリットが開いており、服の下でたぷたぷと揺れる俺の爆乳に向けて視線が特に集まっているのが分かる。


(前よりも見られてるけど……でも、この感覚は悪くないよなぁ♡ むしろ気持ちよくて……んぅっ♡♡)


性欲の籠った視線に晒され続けたからだろうか、ピクンッと子宮が震え、カラダがじんわりと火照っていくのを感じる。

恐らく、明け方まで鏡に映る自分自身をオカズにしてひたすら自慰をしていた影響なのだろう。今の明里のカラダは性欲むき出しの視線を向けられるだけで疼いてしまうような体質へと変わってしまっていた。


(ほんと、エロいことにばっか特化してるドスケベな身体で困っちまうよなぁ。 ま、悪い気はしねえけど……♡)


外に出歩くだけで発情してしまうというのは考え物だが、明里の脳みそが優秀なおかげか興奮で思考力が落ちるようなことはないし、何より気持ちよくなれるのだからあまり気にすることもないだろう。

それに、道行く男からエロい目を向けられるばかりでなく、同性である女から羨望の眼差し……時には男と同じような熱を帯びた視線を向けられるのは中々に心地良い。


しばらくして住んでいるマンションにたどり着いたのだが、ふと、エントランスで見覚えのある人影を見つけた。

どうやら向こうも俺の存在に気付いたようで、不摂生で肥えた身体を揺らしながらどすどすと駆け寄ってくる。


「ははっ、昨日ぶりだな。 元気してたかぁ?明里ちゃん♪」


そう、そこに居たのは昨日まで『俺』だった男で、そして俺の身体の以前の持ち主でもある元の明里だった。

今までの俺の経験から推測するに、迷惑な酔っ払いとして拘留され、起きてすぐの昼頃に釈放されたのだろう。その後すぐに入れ替わった相手である俺と接触しようと元の自分の住居へとやってきたのだろうが……よほど焦っているのだろうか衣服は昨日着ていたもののままで、汗と酒の入り混じったようなすえた臭いが漂ってくる。


「そ、そんなわけないじゃないですか!それよりもその恰好……い、一体何をしてるんですか!?髪の毛まで勝手に……!」

「ん?ああこれか。中々似合ってるだろ?」

「うぁ……か、勝手なことしないで!私の身体を返してくださいっ!」


見せつけるようにその場でくるりと回ってみせると、元明里は顔を真っ赤にしてぎゃあぎゃあと喚き始めた……のだが。


(ん……?こいつ、もしかして……)


自分の身体が奪われているという非常事態だから、元明里は『私』とは思えないほどの喧しさを見せているのかと思っていたが、どうにもそうではないらしい。

というのも、先ほど街を歩いていた時に何度も味わっていた視線……欲のこもった粘ついた視線を感じるのだ。当然目の前にいるのは明里だったおっさんだけで、よく見れば目線が俺の胸元にチラチラと向けられているのが分かる。

そこで、俺は一つの仮説を立てた。俺が明里の身体を手に入れて記憶や頭脳を引き継いだのと同じように、恐らく元の俺の身体に入ったこいつも俺の……どうしようもないおっさんの性格や記憶、そして性欲なんかに影響されつつあるのではないか、と。


「ちょっと、何ニヤついてるんですか……!?」

「ああ、悪い悪い。少し考え事をしててな。 それより、気持ちは分かるけどとりあえず落ち着けよ。ここであんまり騒いでると通報でもされちまうかもしれないぞ?」

「っ……。そ、そうですね、すみません……。取り乱しちゃって……」


元々はこいつをとことん煽りまくって、なんなら暴力でもふるわせて刑務所にでも行ってもらうことで俺の目の前から消えてもらうつもりだったのが、今のこいつの様子を見るにどうやらその必要は無いらしい。それよりももっと愉しそうなプランを思いついた俺は、ひとまず元明里を落ち着かせることにした。


「で、身体を返せなんて言ってたが、多分今すぐには無理だぞ。そもそも俺だって、どうしてこうなっちまったのか分からないからな」

「えっ……!? そ、そんな、どうしよう!もしかして私、一生このままに……!?」

「だから落ち着けって、今はまだ分からないって話だ。これから色々と調べていけば何か分かるかもしれないだろ? 俺も協力するからさ、元の身体に戻るための方法を一緒に探していこうぜ」

「そ、そう……ですね。ぐすっ。 すみません、ありがとうございます……」


つらつらと聞こえのいい言葉を並べ立てると、元明里は俺を信じて納得してくれたようだった。人を疑えない元の『私』の純真さゆえか、はたまた細かいことまで頭が回らない元の『俺』の愚鈍さからなのかは分からないが、なんにせよ扱いやすくて非常に助かる。


「あ、あの……あなたは私の名前を知ってるんですよね?あなたの方はなんとお呼びすればいいでしょうか……」

「ああ、俺は佐山源一ってんだ。好きなように呼んでくれて構わないぜ? ま、これからよろしくな、明里ちゃん♡」


恐らく俺が今後使うことが無いであろう今は彼のものになっている名前を教えつつ、かつての彼の名前と共にニコっと笑顔を向ける。同時に目の前のおっさんは戸惑いながらも顔を赤らめていて……そして相変わらず向けられている"男の視線"にカラダを疼かせながら、俺は心の中でほくそ笑むのだった。




***




マンションを後にした俺たちは今後の話し合いをするということで、昨日まで俺が住んでいたボロアパートの一室に足を運んでいた。

どうしてすぐそこにある明里の部屋に行かないのかと一度は怪訝な顔をされたが、住所も知らないであろう元の俺の部屋を案内するためだと言うと簡単に納得してくれた。本音としては、この汚いおっさんを俺の家に上げたくないというのがあったのだが……ドアを開いた瞬間に少しばかり後悔の念に駆られる。


「あの……どうかしました?」

「……いや、なんでもねえよ」


不思議そうにこちらを見つめる元明里に空返事をしつつ部屋の中に足を踏み入れると、更に強烈な悪臭が鼻を刺激する。

以前住んでいた時は何とも思っていなかったが、タバコや男の体臭、そして酒の入り混じったようなすえた臭いは今の俺には耐え難いものだった。一方元の俺の身体はそんな悪臭にも慣れているからなのかケロっとしていて、部屋の汚さに驚きつつも中へと進んでいった。


「とりあえず適当に座ってくれよ。つっても、布団周りくらいしかろくに片付いてないけどな」

「は、はい、失礼します……。 それで、これからどうしますか?私の方はこうなってしまった前後のことをあまり覚えてなくて……」

「まあまあ、細かい話はあとにしようぜ。 んなことよりも、明里ちゃんはもっと気になることがあるみたいだからなぁ♡」

「えっ?それって……きゃあっ!?」


胸元のスリットをグイッと開き、黒いレースのブラに包まれた豊満な乳房を見せつけてやる。元明里は恥ずかしそうに悲鳴をあげて両手で目を隠しているものの、指の隙間からしっかりと俺の胸を見ていて滑稽で仕方がない。


「ななっ、何してるんですかっ!?」

「何って、明里ちゃんがずっと見たそうにしてたおっぱいを見せてやってんだよ♡」

「えっ、なんで……ち、違っ、見たいなんて思ってません!早くしまってください!」

「んなこと言っても、さっきからずーっとチラチラ見てたの、バレバレだぜ? 男から……特にココに向けられる視線は嫌でも分かっちまうって、明里ちゃんも覚えがあるだろうよ」

「っ……!そ、それは……」


図星だからなのか、元明里のおっさんは観念したように口を噤んだ。

恐らく、今まで多くの男から向けられてきた"汚い性欲"を他人に、それも元は自分だった相手に向けてしまっていたことに気付いたのだろう。申し訳なさそうに目を伏せようとしてはいるようなのだが、やはり身体の興奮は抑えられないようで相変わらずねっとりとした視線を感じる。


「そう落ち込むなって。男はどうしてもそうなっちまう生き物なんだよ」

「ち、違います!私は女で……」

「でも、今は男だろ? 場合によってはしばらくその身体で過ごすことになるんだから、とにかく今だけでも受け入れちまった方がいいぜ」

「うぅ…………」


落ち込むような素振りを見せているものの、胸を見せてやってからのこいつには面白いほどの変化が起きていた。股間はズボンの上からでも分かるほどにガチガチに勃起しているし、不細工な顔面は先ほどよりも赤くなっている。呼吸は荒く、何を期待しているのか頻繁に生唾を飲み込んでいて、言動を無視すれば魅惑的な女性を前にして興奮を隠しきれないエロオヤジにしか見えなかった。


「で、こっからが本題なんだが……明里ちゃん、俺の身体でまだ抜いてないよな」

「ぬ、抜くって、えっと……」

「カマトトぶんなって、知ってんだろ?オナニーだよ♡ 明里ちゃんがそんな風に興奮しちまってるのも、俺の身体の性欲が溜まってるせいだと思うんだよなぁ」

「うぁっ……♡」


四つん這いになり、胸を強調するようにしつつ距離を詰めていくと元明里の口から情けない声が漏れていった。もはや視線はたゆたゆと揺れる俺の乳房に釘付けになっていて、ズボンの下にある屹立は窮屈そうにビクビクと蠢いている。


「明里ちゃんも辛いだろ?さっきみたいに女をエロい目で見ちまうのは。 だから……ひひっ♡それを鎮めてやる手伝いをしてやろうと思ってなあ♡」

「きゃっ……ちょ、ちょっと!?」


ベルトを外し、元の俺の身体が履いていたズボンとパンツを一思いに脱がせていく。ぶよぶよとしたムダ毛まみれの下半身には生理的な嫌悪感を覚えたが、女性の肉体を使っているからなのだろうか、天井を仰ぐグロテスクな肉棒だけはどこか愛おしさすら感じられた。


「なっ、何をしてるんですか!?」

「だから、明里ちゃんのチンポを扱いてその性欲を楽にさせてやろうってんだよ♡ さっきからずーっと見てたこのデカ乳で抜いてやればきっと落ち着くと思うぜ?」


野太い悲鳴を上げる元明里を無視して、彼のでっぷりとした尻の下へと膝を差し込んで股間に俺の乳房を近づけていく。ブラのホックを外し、服のスリットから完全に露出させた乳房がぶるんっと揺れ、その一部始終に目の前のおっさんは鼻息を荒くさせながら釘付けになっていた。


「ははっ、なんだかんだ言って明里ちゃんも興奮してんじゃねえか♡」

「ち、ちが……そんなこと……」

「いいから素直になれって、お前はもう女にスケベな目を向けちまう男になってんだから……よぉっ♡」

「はぐうぅぅうっ!!?♡♡」


柔らかく重たい乳房を両手で抱え込み、その隙間に我慢汁で濡れ切った肉棒を一息に呑み込んでいった。ずぶぶっという音と共に元明里のモノは根元まで谷間へと飲み込まれていき、その瞬間に野太い嬌声が室内に響き渡る。


「どうだぁ?Iカップの爆乳で挟まれるパイズリの味は♡ さぞかし気持ちいい……って、ははっ!聞くまでもねえって感じだな♡」

「そ、そんなことなぁ゛っ♡♡♡うあっ♡♡♡ な、なにこれぇっ♡♡こんなにきもちいことなんて知らな……あうぅぅっ♡♡♡」


軽く上下させるだけで上擦った声をあげ、ぐにゅぐにゅとナカを擦りあげるだけで馬鹿みたいな喘ぎ声を発し続けている。

元の……明里の身体で一度も自慰をしていなかったせいで快楽に耐性がないのか、元の明里は不細工なおっさんの顔を快楽で歪めながら、滑稽すぎるほどの有様で悶えていた。


「なんでっ♡♡わたしの胸でこすられてるだけなのにこんな……あ゛あぁっ♡♡♡ 止、止めてくださ……!おかしく、なりゅぅぅっ♡♡♡♡」

「やめろっつってる割には随分と乗り気じゃねえか♡ 気持ちよくてたまらないんだろ?自分から腰まで振っちまってなぁ♡」

「ちがっ、そんなこと……ひぐっ♡♡♡♡あっ、あ゛ぁぁっ♡♡♡♡」


快感で息を荒げ、気持ちよさそうに口の端から涎まで垂らしているその姿はもはや好色なおっさんそのものだった。とうとう否定の言葉すら漏らすことなく喘ぎ声を上げるだけになった元自分を前にほくそ笑むと、『私』そのものの口調に切り替えて語り掛ける。


「うふふっ、こんなに喜んでいただけるなんて嬉しいです♡ ほんと、佐山さんは私のおっぱいが大好きなんですねぇ♡」

「な、なんでいきなりわたしの真似なんか……うぅっ♡♡♡それに、佐山さんはあなたで……う゛あぁぁっ!?♡♡」


戸惑いを圧し潰すようにして、乳房での責めをより一層激しいものへと変えていく。


「いいえ、佐山さんはあなたです♡ お酒と女の子が何よりも大好きで、いつもこの部屋で酔っ払いながらAVをオカズにシコシコしてるおじさん、それがあなたなんですよ♡ほら、一昨日なんかもそうしていたんですよね?」

「な、何言って……うぅっ♡♡ わたしは、そんなこと……あ、あれっ?」


元明里は困惑したように頭を抑え、何かを思い出すよう表情を歪めている。思惑通りに事が進んでいることを確信した俺は、早く射精させてやろうとさらに股間を責め立てていった。


「ち、ちがう……!わたし、こんなの知らな……んあ゛あぁぁっ!?♡♡」

「知らないはずないでしょう?あなたが知らない記憶を思い出せるはずないんですから、だからそれは全部あなたが体験してきたことなんですよ♡ 私みたいな爆乳美女にパイズリしてもらう妄想で何度も抜いてきたことも覚えてますよね?ふふっ、ようやく夢が叶ってよかったですね♡」

「はぁっ、はぁっ♡♡ やめ、てぇぇっ♡♡俺のフリをして変なこと言うんじゃねえっ♡♡ ただでさえ頭ん中がおかしくなっちゃいそうなのに……うあぁぁあ゛っ♡♡♡」


記憶の浸食がだいぶ進んでいるのか、元の俺の荒々しい口調が時折混ざっているようだった。きっと昨晩の俺と同じように、快楽で蕩けきった魂と肉体とが融け合いつつあるのだろう。かつては自分だった明里の魂……本当の『私』とついに向き合うことがなかった女の魂がよりにもよって性欲にまみれた男性の肉体に取り込まれている皮肉めいた状況を前に、奇妙な高揚感で背筋がゾクゾクと疼いた。


「ふふっ……あはははっ!無様ですねぇ、元・私♡ 我慢しないでいいんです♡もうすぐイっちゃいそうなんでしょう!? ほらほら、早く出して、私の胸に思いっきり射精してっ♡その醜いおじさんのカラダでずーっと生きていってくださいっ♡♡」

「ふがぁぁあ゛っ!?♡♡♡ま、待ってぇ♡♡♡いきなりそんな激しくされちまったら……お゛っ!?♡♡うお゛ぉぉおおおおっ!♡♡♡♡」


まるで断末魔のような野太い雄叫びと共に、胸に挟まれていた男根から勢いよく白濁液が飛び出していく。乳房の中に収まりきらなかったそれは噴水のように谷間から溢れ、宙を舞ったかと思うとびちゃびちゃと俺の顔や衣服を汚していった。

射精を終えた元明里はガクガクと痙攣しながら白目を剥いていたのだが……しばらくして「んがっ」と、まるで寝起きのような声を上げたかと思えば、パチパチと目を見開いている。気怠そうに身体を起こしたかと思えば俺と目が合い、まるでその存在に気付いていなかったかのように驚きの声を上げた。


「うお!?デッ……あ、い、いや、あんた誰だ!?」

「ふふ、覚えていないんですか?」

「あ、ああ、悪いな。デリヘルかなんかで来てくれたとか、そんなんだろ?多分飲みすぎで記憶飛んでて……」


目の前の男はぼりぼりと頭を掻きながら、自分だった相手のことをまるで他人であるかのように言ってのける。思った通り、彼は自分が『国岡明里』だったことをすっかりと忘れているようだった。


昨晩明里としての記憶を手に入れた俺は、ふと思い立ってあることを試していたのだ。

それは、『俺』だった時の記憶が変わらず思い出せるかということ。とりあえず記憶を辿ってみたところ難なく、むしろ若い脳みそを使っているおかげか前以上に鮮明に思い出せるのが分かったのだが、奇妙なことに18歳程より以前の記憶は朧気で、代わりに明里としての思い出ばかりが浮かんできたのだ。恐らく、18歳までの記憶を保管する場所のようなものがあり、そこに明里の記憶が上書きされたのだろう。

なら、元々18年しか生きてこなかった明里が俺の身体に馴染み、倍以上ある記憶を無理矢理詰め込まれてしまったらどうなるのだろうか?

その疑問の答えは望んだ通りのもので、明里だったこいつは今や、俺という美女のカラダを舐め回すような目で見る、ただのスケベなおっさんそのものに成り果てていた。


「うふふっ、本当に全部忘れてしまったんですね♡」

「ああ、そうみてえだわ……クソッ!こんなエロい美女とヤらせてもらったってのになんも覚えてねえとか、もったいねえ……!」

「それじゃあ教えてあげますけど、私はデリヘル嬢なんかじゃないですよ? 金なら払うからヤらせてくれーって、あなたが必死に頼んできたので仕方なくついてきてあげたんです。それも覚えてないんですか?」

「へっ、マジか?……いや、酔っぱらってる俺ならやってそうだな……。 い、いくらだ?へへっ、あんま持ち合わせはねえから多少まけてもらえると……」

「今日のところは大丈夫ですよ。 お金なんかよりとっても良い物を、あなたにはもらいましたから……♡」


そう、こいつにはどれだけ金を積んでも得難いものを譲ってもらったのだから。国岡明里という素晴らしい肉体と人生を。

そのことをすっかりと忘れてしまった哀れな中年男性の熱い視線を感じながら帰り支度を進めていく。


「あ、そうだ。ちょっとスマホ貸してもらっていいですか?」

「んあ?別にいいけどなんの……うおぉっ!?♡」


連絡先を交換した後でカメラを起動し……ぐいっとブラジャーごと衣服をずらすと、乳首まで丸見えの煽情的な光景を写真に収めてやった。呆然としているおっさんにスマホを投げ返し、何事もなかったように乱れた衣服を整える。


「もしよかったら連絡してくださいね?必要があればそういう写真はいくらでも送ってあげますし……今日みたいなえっちなことも、お金さえ頂ければいつでもシてあげますから♡」


スマホに釘付けになって股間を膨らませているおっさんに手を振り、悪臭漂うボロアパートを後にする。あの様子だと、早速あの自撮りをオカズに股間を慰めていることだろう。


(いやあ、面白かったな。まさかあそこまで元の俺そのものになっちまうとは。 それに……)


胸のスリットに指先を入れ、谷間に少しだけ残っていた精液を拭いとって先ほどの行為を思い出す。

元の明里をおっさんに染めるためだけにやったパイズリではあったが、あれは中々に気持ちがよかった。当然自慰ほどではないのだが、男の欲にまみれた視線をずっと浴びせられていたからか、行為中はとにかくカラダが疼きまくっていたのだ。


(……そのうち適当な男をひっかけて肉バイブにしてみるのも悪くないかもな。エロい目で見られながら股間に突っ込まれるのは間違いなく気持ちいいだろうし……。 いや、なんなら女好きなレズとヤってみるのもいいかも……♡)


いっそ全部やってみるのも悪くないかもしれない。何しろ、このカラダは今までずっとその性欲を抑え込まれ続けてきたのだから、そのくらいやったってバチは当たらないだろう。


(やべっ、想像しただけで濡れてきて……ははっ、これからが楽しみだなぁ♡)


淫乱な肉体が発する心地よい感覚を受け止めつつ、"これから"の……国岡明里の新しい人生に思いを馳せる。歩くたびに気持ちよく揺れる胸の感覚を堪能しながら、弾むような足取りで帰路につくのだった。

Comments

明里ちゃんの身体になったおじさんもおじさんの身体になった明里ちゃんも、どっちもめっちゃ気持ちよさそうですよね!ハッピー!

メス牡蠣

ありがとうございます! 元男視点だったので描写はありませんが、おじさんの身体になって元自分を無意識に自分が嫌だったはずの性的な目で見ちゃう元明里ちゃんの心情を想うとすごく興奮しますよね……😌

メス牡蠣

めっちゃ気持ちよさそう!

Sino2

抗議はしつつ見るものはしっかり見てる元明里ちゃん可愛いですね…… 女の子としての人格はまだ保っていながら、おじさんの体でおじさんとしての性欲に翻弄される姿が可愛すぎて興奮してしまいます。 元の自分におち〇ちんで精液をぶっかけて最初で(事実上最後の)性的快感を味わうところの倒錯感が最の高でございました!

飛龍


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