ここは、ふたなり犯罪者収容施設───。 性欲に負けて犯罪を犯した囚人を矯正し、二度と過ちを繰り返さないように反省するまで閉じ込めておく施設であり、そこ収容施設の新人看守として入社したのがオレ、小山田舞衣だ。 この施設の看守を勤める場合、もっとも大事なのは自分の担当する囚人と適切なコミュニケーションを取りつつ、真面目な生活を送るように指導すること。 たまにふたなりおちんぽを縛ったり、射精禁止の命令を下し、四つん這いで馬のように扱っているドSな看守もいるけど。オレは普通に過ごしている。 「舞衣ちゃんっ♡舞衣ちゃんっ♡」 オレの名前を連呼しながら透明な壁越しにシコシコとふたなりおちんぽをシゴいている金髪のキレイなお姉さん───ルシア・グローリーがオレの担当する囚人だ。 「グローリーさん、オレをオカズにオナニーするのは仕事なので我慢しますけど。こっちを向かずに、ソレの処理をしてもらえますか?」 「もう、ソレじゃ分かんないわよ♡ちゃんと舞衣ちゃんの口で、私のふたなりおちんぽを呼んでほしいわ♡ほら、お・ち・ん・ぽって言ってみて♡♡♡♡」 「絶対にイヤです」 ガラスかクリア板かも分からない透明な壁にエラ張ったふたなりおちんぽの先っぽを擦り付け、然もオレとセックスしているように腰を振り始めるグローリーさんに溜め息を吐く。 かつて男として生活していた記憶を持つオレにとって、ふたなりおちんぽは嫌悪の対象ではないし。なんなら懐かしさを覚える部位だ。まあ、さすがに触ったり長時間も見続けたりするのはイヤだけど。 そんなことを考えながらオレは自分の身体を見下ろす。コルセットやサラシを用いて、ギッチギチに押さえ込んだ胸は見えないものの。ムッチリとしたお尻はズボンに張り付き、そのエロさを強調している始末だ。 もしもオレのデカパイが収容施設の囚人にバレたら絶対にエッチなイタズラやオレを捕まえてセックスしようとしてくるのは簡単に想像できてしまう。 オレの不安なんて知らないグローリーさんはシコシコと自分のふたなりおちんぽをシゴくことに集中し、折角のキレイな美貌を台無しにしている。 まともに生活していれば収容施設に入らず、ずうーっとセックスできると思うんだけど。やっぱり、ふたなりは性欲が強すぎるのだろうか? 「いっくうぅぅーーーっ!!!♡♡♡♡♡♡」 ドビュッ!ドビュルルルルルッ!!フビュウウゥゥッ!!ドブッ、ボギュルルルルルルルルッ!!!と透明な壁に向かって、大量のザーメンをぶちまけるグローリーさんにオレはドン引きしながら、備え付けのモップとタオルを送り込んだ。 下手に近づいたら部屋の鍵を取られる可能性もあるため、こうして適切な距離感を保つのも大事な仕事のひとつだと教わったけど。 あの教官や先輩たちはふたなりに近付きたくないだけなんだろうね。よく囚人に貞操帯を着けて、彼女達の自慢のふたなりおちんぽを短小・粗チンに作り替えるお薬を投与するぐらいだし。 オレの考えていることなんて微塵も理解していないグローリーさんは自分の部屋を掃除するのに必死だ。汚れを気にするぐらいからオナニーしなければいいのに、ホントにバカだな。 「ふうっ、ふうっ♡舞衣ちゃんに私がザーメン掃除してるところ見られてる、お゛ッ♡また、またふたなりおちんぽが勃起してきちょうっ♡♡♡♡」 「静かに掃除して下さい」 「おほっ♡私だけに向けられた舞衣ちゃんの甘ったるいエロエロお仕置きボイスもあるとかマジで、この収容施設神すぎぃ~ッ♡♡♡♡」 オレのせいだと文句を言うグローリーさんに溜め息を吐きつつ、オレは看守の仕事をこなすついでに買い溜めていた文庫本を取り出す。 一応、勤務中だけど。 オレと部屋の距離は10メートルほど開いているし、食事や道具を渡すときはピザを焼くときに使うようなクソ長いヘラみたいなのを使っているので、基本的には安全だ。