ボクはリリスという名前のサキュバスだ。 現代を生きるサキュバスにとって混沌と欲望の多彩な現代は幸福の時代と言えるけど。ボクには人間として生きた、しかも男だった頃の記憶もある。 その記憶を引きずるボクは基本的にセックス関連の欲望は受け付けず、のんびりと漏れ出す他人の欲望を拝借して生活しているのだ。 たまにサキュバスをセックス目的で召喚するアホな男もいるが、しっかりとサキュバス召喚法律を言い聞かせて安心・安全をボクは心掛けている。 「リリスちゃん、来てくれたのね!」 「うん。まあね♡」 そんなボクにも唯一と言えるセックス関連の欲望を受け止める女性はいる。彼女はすたなりおちんぽを股間に生やし、ボク以外にも沢山のサキュバスをセフレにしている人だ。 この人の目の前にやって来れば、どれだけ傲慢なサキュバスも人間を見下しエサ扱いするサキュバスも軒並み骨抜きにされた挙げ句、自分をオナホールだと宣言するようになる。 ボクもそのひとりだ。 最初は空腹に耐えかねて彼女の欲望を吸い取ったけど。その対価としてセックスした結果、ボクは二度と男の子を名乗れないメスにされたってわけだ。