オレは天使に生まれ変わった。 誰もが見惚れる絶世の美貌、金髪のフワフワしたロングヘアー。汚れを纏わない健康的かつ細く美しい肢体、純白の布地を纏っただけで、一切の下着を身に付けていない清楚なのにエロすぎる爆乳ムチエロ恵体という雄なら絶対に手篭めにしようとする最高のボディーだ。 まだ天使に成り立ての下級天使だった頃は中級や上級など何百年と世界の均衡や平和に助力している先輩達の雑務を手伝うだけだったけど。 なんと百年目にしてオレは中級天使の階級に昇格する事を認められ、一対の翼も二対のモノに変わり、天使の輪っかも少しだけ輝きを増している。 なによりオレは遂に天使としての名前を女神様に頂けたのだっ!ほんとうは皆にも名前はあるけど、下級天使は悪魔に騙される可能性もあるから、まだまだ他の教えることは出来ないそうだ。 「ああ、私の部署に配属されたのね。下級天使の頃にも何度か会ってるし、ここの仕事も分かってるわよね?」 「はいっ!改めまして、本日より下界見廻り部隊の配属になりました中級天使のユウルです!上級天使のウミル様に着いていけるよう、がんばります!」 そう言ってオレはオレよりオッパイもお尻も大きくて、真面目そうな青髪の上級天使ウミル様に元気良く返事を叫ぶ。実は彼女がオレの事を中級昇格を認めてくれた天使なのだ。 「そう、貴女はユウルと言うのね。この部署の仕事は分かっていると思うけど。ここは悩める人々の安寧を行う部署。つまり、セックスサービス業者ね」 「へ?せ、セックス……ですか?」 「えぇ、私達の役目は悩める人々がストレスを解消するためにセックスする相手になってあげること。まあ、ガチ恋しなければ妊娠することはないから安心しなさい」 全然、一つも安心できません…! そんなことを心の中で言いながらウミル様に手渡されたコンドームを苦笑いを浮かべたまま受け取って、ウミル様のようにオッパイの谷間に仕舞っておく。 ◆ 結局、オレは勘違いしていた事を話すことも出来ずに本来はウミル様の見回る筈だった管轄の数ヵ所を巡り、悩める人々を探して空を飛ぶ。 羽が増えたから安定感と速度が増している気もするけど。さすがに中級天使になったから、もっと真面目に悩める人々を探さなくちゃ…! でも、セックスする自信もないし。 そもそも童貞のまま死んで天使に生まれ変わったオレが女の子としてセックスできるとは到底思えない。いや、下手したらメス堕ちしてガチ恋しながら孕まされるかも知れない。 最悪の未来だっていうのに、オレはドキドキと高鳴る鼓動に困惑する。ひょっとしてオレはマゾなのだろうか?なんて思いつつ、ウミル様に渡されたセックス相手の家を、こっそりと覗いてみる、 いた。 相手は居たには、居たけど。少し陰キャっぽい見た目の目隠れ少女だ。男の天使と相手間違えてません?と不安げに資料と彼女を見比べていた、そのときだった。 オレは彼女のパンツに収まりきらない巨大すぎるおちんぽを見てしまった。あんな、完全に勃起したら20センチは越えそうなおちんぽを相手にしなくちゃいけないの? 「えぇーっと、名前は『菰野苗佳』で性別は『ふたなり』……ふたなりってあれだよな?おちんぽの生えた、よくエロ漫画に出てくる女の子だよね」 はじめての相手がふたなりとは? そんな疑問と不安を抱きつつ、オレはオナニーをはじめようとしている菰野苗佳の部屋にすり抜けるように入り込み、彼女の目の前に降り立った。