百花王学園の女子生徒の制服は夏服になると更に過激に変化する。いつも透けている制服のシャツはベストのようなモノに変わり、ムチムチした豊満な谷間が露出し、ミニスカートも暑さに対応して更にスカート丈は短く、もはやベルトと言える形状になる。 「こんにちは、賢二さん♡」 「ん。ああ、夢子か」 「今日はギャンブルしないんですか?」 「毎日してるわけじゃないよ。それに生徒会の仕事を綺羅莉達に押し付けている手前、好き勝手にギャンブルしまくるのは良くないだろ」 「つまらないですね」 「まあ、そりゃあな」 のんびりと中庭でドスケベ夏服に変わった女子生徒の談笑を眺めていると、ニコニコと笑っている蛇喰夢子が話しかけてきた。どうにも彼女の存在を警戒、もしくは嫌っている綺羅莉には関わるなとは言われているが……。 オレは目の前に立つスケベ夏服の夢子に思わず、見惚れてしまう。なまじ綺羅莉に匹敵する美貌だから仕方ないと言えばそうだが、あとで綺羅莉に怒られるから黙っておこう。 「それにしても今日は暑いですね」 「あー、そうだな」 「ふふっ、そんなに気になりますか?♡」 「おい、揉みしだくぞ」 「お好きにどうぞ♡私のふたつのオッパイは賢二さんに負けたときから、貴方のチンポをシゴくためだけに存在する乳オナホになりましたから♡♡♡♡」 そんなことを考えながらノーブラでベスト型のノースリブシャツを身に付けている夢子の瑞々しく汗の滴り落ちる谷間にオレの視線が行ってしまう。 ハッキリと言えば夢子は綺羅莉以上の爆乳だ。 オレの好みは胸のでかくて美女であり、端的に言ってしまえばこの学園で夢子の転校してきたときに感じたのは、オレの婚約者の綺羅莉に似た雰囲気だった。 下手したらオレも負ける。 そう感じずにはいられないギャンブルへの貪欲な渇望、いや、綺羅莉のヤツは自分を負かして支配してくれる相手を求めていただけだったか? 「……無反応ですか?」 「いや、セックスするのも良いけど。暇だから軽いギャンブルしようぜ」 「まあ♡」 「と言っても手持ちの道具になるが。シンプルにコイントスの裏表で何かを賭けて勝負する」 「───でしたら、私が賢二さんに勝ったときには生徒会の桃喰綺羅莉さんとギャンブルする舞台を、一度だけ用意してもらえますか?」 「お前が、綺羅莉にギャンブルを?」 「えぇ、そうです」 ふむ、何を考えているのは分からない。が、コイツは綺羅莉に対して、なにかをしようとしているのは事実だ。身体は好みだけど、そういうのは嫌いなんだよな。 「じゃあ、オレが勝ったらお前のこれから待ってる予定の人生計画は完全独断で決めてやるよ」 「ふふっ、それはなんとも楽しみです♡」 百花王学園の校章を模したコインを取り出して、親指で弾く。こういうコイントスはオレにとっても完全な運任せのギャンブルだけど。 オレは絶対にギャンブルでは負けない。 「オレは表だな」 「では、私は裏を」 くるくると回転して落ちてきたコインを夢子が手の甲で受け止め、地面にこぼれないようにもう片方の手で押さえ込み、ゆっくりと手の蓋を外す。 「あら、表ですね」 「よーしらオレの勝ちだな。あとで綺羅莉と一緒に考えた夢子の汚点まみれの無様で情けない惨めすぎる最底辺の人生計画書を送ってやるよ」 オレはそう言うとコインを返してもらい、オレの大事な婚約者の綺羅莉と敵対あるいは悪さを考えていたであろう夢子の事を警戒しながら離れる。 一応、綺羅莉には報告しとくか。 それにしても夏服の夢子はエロかった。とくに透けたシャツ越しに見える乳首ピアスがスケベだった。多分、オレ以外のヤツに負けて、情けなくも敗北の証として付けられたアクセサリーだろう。 あー、普通にギャンブルするんじゃなくて、暑さにだらけずに夢子と汗だくになるまでセックスしとけば良かったかも知れないぜ。