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かろりゐ from fanbox
かろりゐ

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もっと ◯く


『えっと……今より速く走れるように…ってどう書くんだっけ…』

「run faster とかになるんじゃないか? 速いのファストに、比較級?のイーアールをつけて…」

『そんな感じするね!ありがとう!うまく自己紹介とか出来ると良いなあ………』

 水色のカバーを付けた手帳に簡単な英会話をメモする彼女。

「大丈夫だよ、陸上やってるひとで速く走りたくない人なんていないだろうから笑」

『それは…そうかもだけど!』


 彼女が海外の学校に転校してもう4年。卒業式には帰ってくると言っていたはずなのに、ついに連絡は来なかった。思い出されるやりとりは、遠い昔のように感じてしまう。甘えてしまうからと、こっちの知り合いの連絡先を全て消していった彼女。俺が分かるのは、彼女が滞在することになった街の名前ぐらいだった。

 大学1年生の夏、俺は彼女を探しにいく。


 飛行機の中、様々な思いが巡る。一つは連絡先を残しておけよと言えばよかった。卒業式に来れなかった時はどうすればいいのか話し合っておけばよかった。そもそも、今どこで何をしているのか…。陸上競技に人生をかけ、留学したのだから、ひょっとしたら向こうでもう選手として活躍しているのかもしれない。もしくは――結構可愛いから――スカウトでもされて、俳優になっているのかも?それとも、どっちにしても振るわなくて、アルバイトや下積みの毎日を過ごしていたりして……。海外ってドラッグとか治安の悪い所もあるかもしれないから……。お金が無くなって変な事になっていたり……。

 考える時間が長くなるほど、おかしな方向に考えが飛躍する。

 きっと大丈夫、すこしドジだから、数か月帰りが遅いこともある、有り得る事だ、と自分に言い聞かせて、孤独な時間をやりずごした。

 

翻訳アプリや身振り手振りを活用して、空港から交通機関を乗り継いで、なんとか彼女が暮らしている街までたどり着いた。日本に居た時には聞いたこともない地名だったからか、ネットにもあまり日本人向けの記事が無く、どんなところなのかは分からなかった。

 一見すると普通の街の様だったが、駅の隣に巨大な、一階建てのショッピングモール?を見つけた。何の情報もない俺は、地道に、「日本から越してきた少女はいないか」と尋ねて回るほかないと思っていた。それだけに、大きなショッピングモールの発見は幸先がいい。

 建物の中に入り、一番最初に目についたのは、超肥満体の女性があちこちで食事をしている姿。そして次が、いかにも太りそうな食べ物の数々。別世界の住人とも思えてしまうほど、自力で歩くことが出来るか分からないほどに肥え太った女性たち。どうやらここは、ショッピングモールではなく、ただただ巨大なフードコートのようだ。甘い匂い、油の匂い。どの匂いも、胃腸が躍り出し、唾液が溢れるよう。誰かに話しかけようにも、テーブルに座っている女性たちはガフガフと、ふともものような腕で食べ物を詰め込んでいる。到底、話しかけられる雰囲気ではない。なぜなら、勢いのある食事と言うよりは…

「んぐっ…/// ん、んぁぁ…///」

 だぷっ、だぷっ、と、食べ物と脂肪で膨らんだ大きなお腹をさする、揺らす、掴む。同時に恍惚した声を漏らす様子は、自慰にも感じられるほど"愉しんでいる"ようだったからだ。

そのような女性が半分、もう半分は、

「あぶあぁ、んぢゅ、ごぐんっもぐ、んふ、んぅふ、んふーーーっ…ごくごくっ、げぇぷ!」

 何かに憑りつかれたように、文字通り食べ、続ける女性。その誰もが針でつつけば破裂してしまうほどにお腹をまんまるにして、それでもなお食べものを詰め込んでいた。これでは、情報収集など出来そうもない。だが、それでもあきらめずに、巨大なフードコート内を歩き回る。

「ん…?」

 これまで見てきた女性は食事をするだけで全身の肉がだぷだぷと波打っていたが、今見つけた、前方に座っている女性はそうではない。白い肌、黒くてさらっとした髪。ぴちぴちに引き延ばされた水色のシャツ。鏡餅のような脇腹と、電柱並みの太さの二の腕の間には、広い範囲の汗染みが出来ていた。丸々と太った後姿は静かで、食事中ではなさそうだった。もしかしたら話しかけられるかもしれない。

 前に回り込もうとすると、向こう側から筋骨隆々の男性が近付いてくるのが見えて、俺は足を止めて、迷ったフリをしながら様子を伺った。

 男は山盛りのジャンクフードが乗ったトレーを女性の前に置いていく。すると間もなく、黒髪の女性はそれを食べ始めた。

「はぁ、むっ、もぐ、もぐ……」

 山盛りの食べ物を挟んだ向かいに、男は腰かけた。機嫌良さそうに、女性が食べる様子を見つめて。この男性には話が通じる可能性があると思い近づき、コンタクトを試みる。

<珍しいな、わざわざ日本から来たのか?>

 流ちょうな日本語に驚く。日本語が分かるとの事で、色々と質問をした。

 情報をまとめると、ここは太りたい女の子のための店で、それを助けたり眺めたりしたい男の店でもあるという。そしてそれは街全体でごく普通に受け入れられており、国や都市の流行とは関係なく、女性はブクブクと太り、男性は自然とそれが好きになるのだという。

<お前も太った女性が好きだからここに来たんじゃないのか?>

 人探しをしていると言った。日本人の知り合いを探している。と。

<日本人なら、ちょうど今俺の目の前にいる。彼女は数年前にここに来たんだ>

 全身から汗が滲む。そんなまさか…とバーガーを頬張る顔を見ると、彼女ではなかった。彼女ではなかったものの、日本人が、ここまで太ってしまう街だということに、軽いめまいがした。

<イイ仕上がりだろ?見ろよ>

 そう言って男は自身のスマホに入った写真を見せた。映っていたのは、この男と、この女性だという。筋肉の塊のような男の半分以下の幅しかない華奢な女性。水色のシャツは、このときと同じもののようだった。

<オレのガールフレンドなんだ。彼女の他には、この街にいる日本人はあと一人しかいないはずだが…そのコは陸上をしてるんだろ…?たぶん、探しているコとは違うと思うぜ>

 男の話と、自分の都合のいい解釈を重ねる。それはそうだ。こんなヘンテコな街に、陸上を学べる環境はあるはずがない。ここに来て、すぐにどこかに引っ越すだろう。しかし、日本人という事なら何か話を聞けるかもしれない。

<"クイーン"に会いたい。って言えば、この街の男なら誰でも連れてってくれると思うぜ。おっと、オレは無理だ。今はハニーのお食事中だからな!>

「もぐもぐ…ごくっ、げぇぇっぷ!あむっ、ご、ごめん、なふぁいね……くちゃ、くちゃ…」

 ふたりにお礼を言って、フードコートを後にする。ちょうど、店先には数名の男が車をとめて、その近くで談笑していた。

クイーンに会いたい。勇気を出してそう伝えると、男たちは俺を歓迎して、車の助手席に乗せてくれた。

<クイーン、サイコーダゼ>

<ミテイキナ、ジャパニーズ>

 カタコトであろうと、日本語を習得していることに驚いた。


 車で数十分。先ほどの建物よりは大きくないものの、日本で言えば大きな二階建ての一軒家にも相当するサイズのガレージらしき建物の前で車は止まった。外壁はピンク一色に染められ、異様な雰囲気を放っている。

 先導した男がドアを開け、俺に先に行くように促した。

過ごしやすい室温に保たれ、砂ほこりもないクリーンな空間。外からみた建物そのままに、その室内は箱のようで、部屋はひとつだけ。そしてその中央に、フードコートで見た女性たちとは比べものにならないほど肥え太った女性が、肉を波打たせながら佇んでいた。

『ぶふぅぅ~~…むふぅぅぅーーーっ………♥』

 呼吸と呼ぶには、あまりにも深く、苦しそうなものだった。ここまで太ってしまうと、呼吸すら難しくなってしまうのだろう。照明の関係か、顔は近づかないと良く見えないが、眩しいほどの金髪に、対照的に焼けた肌。ブヨブヨと呼吸の度に揺れるお腹には、なにやらタトゥーが入っているようだった。少しずつクイーンに近づいて行く。

 …クイーンと呼ばれている理由は明確だった。明らかにこの街で一番であろう肥満体に、彼女専用ともいえる"城"まである。乳房、腹、尻と肉が重なる様子は、きらびやかなドレスをつけた女王のようでもある。なんのためについているのか、彼女の両脇の下には太い綱、管のような何かが通されており、それは天井に伸びているようだった。ともかく異様な存在、光景が、クイーンたらしめているのだろう。超重量級の肥満体に触れられそうな距離になると、天井から物音がして、わきの下の管が緩まり、クイーンの上半身がこちらに迫ってきた。ぐおおお…と巨大な生き物が迫る様子に思わず身構える。

 どぅぷぅぅん♥

 形容しがたい大きさの乳房が床に着いて、何段もあるお腹が上体をうつ伏せ気味に支える。

ちょうど俺の股間あたりにクイーンの顔が来たと思えば、次の瞬間には

『はぶぅっ!♥んぼぅ、んっ、んんーっ!♥♥♥』

 ズボンの上からでも構わずに、股間にしゃぶりつこうとしていた。

 メスの匂いと汗の強烈なにおいが彼女の頭から匂って、くらくらする。仕方がないので、ズボンを下ろすと、俺のイチモツが露わになる。

『ん゛おっ!♥んおおっ!♥ぢゅぷ、ぢゅぱぁっ♥んぷ、んぷ、んく、んくんくっ…♥』

 じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぽっ…♥

 極度の肥満体にしては機敏に顔が前後に動き、それを咥え、舐め、刺激する。

 視界に映るのは黄色い頭と、だぶんだぶん波打つ小麦色の巨大な肉塊。俺の腰幅の3、4倍はある胴体の、肩の贅肉、背中の駄肉、臀部の巨肉が大きく、頭の動きに合わせて寄っては返す。

 自分にはそちらの気が無くても、贅肉で満たされた口の中で、牛のように肥えた舌が纏わりつく絶技に股間はどんどん熱くなってしまう。

『んむぉ♥♥んお、むほほぉ♥♥んもぉ、んふーーっ、ふーっ…!♥』

 その上、口の中に響くうなり声は重低音で野太く、その振動も伝わる。咥えられて数分も持たないうちに、見知らぬ肉塊女性の口に射精してしまった。


『ごくんっ……んげぇぇぇぇぇっぷ♥♥』

 飲んだ量とは関係なく、まるでパフォーマンスのように巨大なゲップをしてみせたクイーン。その空気の震えが股間に当たると、また少し硬さを取り戻していく。


 ごぅん、ごぅん…と天井から再び物音がすると、彼女の上半身が遠くなっていき、座った体勢に戻った。すこし身を反らすように座る姿勢は、とてつもなく巨大な腹を前方に突き出させる。

 ♥S O F T E R♥

 ♥B I G G E R♥

 ♥F A $ T T E R♥

 ♥M O R E♥

 もっと柔らかく、大きく、……太く?

刻まれていたタトゥーから、この女性が極めて強い願望を持っていることが伺えた。自己肥育とでも言うべきか、太りたくて仕方がないということだろう。

『ぶっはぁぁぁ……ぢいさいけどぉ……とぉってもカタイぃ…♥♥』

 いたずらで低く加工されたような声をよく聞くと、日本語であることが分かる。いきなりしゃぶられたことと、目の前の女性の常軌を逸したサイズに思考が乱され、何を聞いてよいか、どうすればよいか分からない。股間を露出したまま情けなく立ちすくんでいると、男がひとり近づいてきた。

<ミロ、コレ>

 男に手渡されたのは、ピンク色の塗料でカバーがめちゃくちゃに塗られた手帳だった。年季が入っているのか、渇いた塗料が欠けたり擦れたりして、下地の水色が見えてしまっている。


 水色の手帳…?

 手帳を開く手にこの世のものとは思えない寒気が走る。

 手帳前半の月ごとのカレンダーには、日付ごとに体重が記載されていた。日付を表す1マスあたり、4つ体重が書かれており、おそらくは、同じ手帳のまま、4年間記録したと言うことだろう。


 いかにも日本人の学生が書きそうな丸い字で、初めの方は体重が記されている。きっと、この手帳の持ち主は……母国とは違う食生活に慣れるためか、体重を管理していたのだろう。可愛い字で42kg、43kg、42kgと記録してあった。しかし、その下には412kg、897kg、1787kgと、別の人間によって書き加えられていた。男たちに尋ねなくても、意味を理解した。この女性はここに来て1年で412kgになり、その翌年にはほぼ二倍の897㎏、そして今年、体重は1787kgになったということだ。初めの年は夏ごろまで緩やかな増加だったが、ある時点から1日に数kgずつ体重が増加していた。

 俺の五感はほとんど視覚にかかりきりになっていたが、わずかに働いた聴覚が何かを聞いた。

『ぶふぅぅん♥ どぉう…?わだじのぶどぉっだぁ…ぎ・ろ・ぐ…♥』

 巨大な肉山が、嬉しいような恥ずかしいような声を出しながら、どっぷどっぷと身体を揺すっていた。何が起こっていたのか、分からない。目の前のクイーンこそ、送り出したあの子だというのだろうか。わたし…とは…………。これは悪夢に違いない、とぎゅっと目を閉じると、

カンッ………

 という音が俺を現実に引き戻す。プラスチック質の小さなカードが床に落ちた音。

 俺は、このカードが何か知っている。裏側をこちらに向けて落ちているそれは、母校の学生証だった。恐る恐るそれを手に取り、表側を見ると、間違いなく、彼女の名前と顔写真が載っているものだった。

あ……。

 身体から力が抜けそうになる。それを、男たちは支えてくれて、更に、スマホを取り出して、映像を再生し始めた。


 良く知る女の子が、暗い顔で、さっきのフードコートに行く映像。記憶よりもわずかにふっくらした彼女は、まわりにいる肉塊女性と同じような食事を食べ始めた。

『また来ちゃった…はぁ…はぁ……んぐっ、むふっ…!んっ、ごく、ごく……けふぅ』

 日本に居る時はすこしも口にしなかった砂糖入りコーラを、1.5Lのボトルで飲んでいる。これは、1年目の夏だという。彼女の体重が増加し始めたきっかけの日だろうか。

 

次の映像で、彼女は蹲踞のようなポーズで股を開いてしゃがみ、両手に男たちのモノを握っていた。髪も肌も知っている色のままだったが、腕や脚は別人のように太くなり、顔は贅肉で大きくなっていた。蕩けたような笑顔を見れば、それがレイプではないことは想像がついた。

『あはっ♥あんっ♥んぁ♥もっと触ってぇ♥もっとかけてぇ♥』

でっぷりとしたお腹がふとももの付け根から股間までを多い隠し、下着を着けていたかが分からない。上半身は水色のビキニをつけていて、時折、チューブのような物から液体を飲む様子も映っていた。

『んむぅ♥ ごくっ、ごくっ……♥♥』

彼女は、望んでそれを飲み続け、望んで男たちの肉棒を貪る肥満体の尻軽と化していた。


その次に移った彼女の肌は、今のように小麦色に焼けていた。そして、立ち上がるのも億劫なほど、肥え太っていた。髪の色はまだ黒いものの、大きなお腹には今と同じタトゥーが刻まれていた。今よりも文字の色が濃い。

『ぶふぅ……♥♥もっと太くぅ……♥♥♥』

これが最後の動画ならまだ希望が持てたかもしれない。俺はこの動画に映る彼女がどこまで太ってしまうか、もう知ってしまっている。どれほどこのタトゥーが引き延ばされ薄くなってしまうか、もう知っている…。


そして、ついに彼女の見た目が今と同じになる。体重が異なる点を除いては。きついピンク色のビキニが巨大な胸を覆うが、その先端の乳首はビンと布地を突いて、そこにマラを擦りつける男たち。彼女の脇の下、巨尻の割れ目、段腹の段差、ふくらはぎとふとももの間、あらゆる肉の間に挿入して、腰を振る大勢。ビキニのヒモや肉の間に精液まみれの紙幣が数えきれないほど挟み込まれていた。

『ぶほぉっ!♥んお゛おっ!♥♥んあっ、ん、おぶふぅぅうう♥♥♥』

彼女のそばには何かが入ったタンクと、以前よりも太くなったチューブがあった。この先端を持った男がそれを彼女の口の近くに持っていくと、嬉しそうにチューブを咥え、口から溢れる勢いで注がれた液体にまみれながら飲み下していた。これが、彼女の日常だとでもいうのだろうか。



 映像を見終わって、改めて彼女を見る。送り出した時から40倍以上に太った彼女の顔は、別人と言うより、別の生物に変わってしまったようなほど、ブクブクに膨れていた。しかし、それでもわずかに残った面影が、俺の中の記憶と強制的に繋がる。これは別人ではなく、本人なのだと。

『みでぇぇ…ごれぇ……おながぁぁぁ…♥♥ もっど"はやく"ぶどりだいがらぁ……こんなふぅにかいたんだよぉぉ…♥♥』

 華奢だった肉体は、人類最重量レベルにまで太り、数多の男たちにマラを擦られた。焼けた肌、染められた髪、刻まれたタトゥー、身体だけでも別人のようなのに、性格まで変わってしまって。

 再開した俺の事は覚えていただろうか。出会ってすぐに、欲情して咥えてきて。そんな状態で。

『…あ゛いにぎでぐれでぇ…うれじぃよぉぉお…♥♥…ぶふっ、で、でもぉ…わだじぃぃ………こぉぉんなに゛ぃ…なっぢゃっだぁああ♥♥ ぶどるごどどぉ…ヂンポがぁぁ…だいしゅぎになっちゃっただのぉぉ♥♥ も、もお゛、もどれないのぉぉ♥ は、はやぐ、ぎみのヂンポほじい、わ、わだじのおにぐにぃ、いれでぇぇぇ♥♥♥』

「うぁ……ぁ……」

 無意識のうちに、服を脱ぎだす。これまでないほどに硬くなった俺のそれを、彼女の腹に擦りつける。

『ぶぅほぉぉあああああっ♥♥♥♥』

 地響きのような喘ぎ声は、どうしてか股間を熱くさせる。

ずりゅ、ぶよぶよぉ…♥

 蓄えられた贅肉が、より熱を持ってイチモツを包み込む。

ずぷっ、ずぷっ、ずぷっ、ずぷっ♥

 液体のようにぐにぐにと動く腹肉は、まるで性器への挿入の様で。

『んおっ♥♥お゛お゛ぅ♥♥♥』

 叩きつける腰の動きに、彼女も良く反応して。

『んんんんーっ♥♥ぶひゅぅぉぉお゛ーっ♥♥♥』

 せがむような声ののち、口にはチューブが繋がれる。ごぼごぼと鈍い水音がすると、股間を包み込む肉が内側から強烈に押し返される。それに応えるように強く押しつけると、

『ぢゅごごごっ!♥♥ずごおぉぉぉっ♥♥♥』

 肺活量の全てを使って、まるで自慰行為の腕を速めるように性急に吸い込むと、彼女のお腹は目に見えて膨らんで行く。

どぽんっ、どぽんっ!

 苦しくなる胃、押し当てられる硬さ、吸い込む動作、すべてが彼女の興奮を強く、強く煽る。

『んお゛っ♥♥ぶほ、ぶほぉっ♥♥んあ、あ、ぶああああああああっ♥♥♥♥』

 どぶん!どぶん!と1トンを超える巨体が痙攣する。その不規則な脈動に陰茎は弄ばれ、全身で彼女の腹にしがみつくようにして勢いよく射精した。

 液体が腹肉を伝う。彼女はそれを感じるや否や、更にチューブから液体を吸い込む。ごぼごぼ、ごぼごぼ。そのまま俺は膨らんで行くお腹に押しつぶされるように仰向けに寝そべり、彼女の腹の下敷きになった。




『む゛ ぉ゛ ……♥♥ ぶぅーーーっ………んぶーーーっ………♥♥♥』

 俺がこちらで暮らし始めて一年。彼女の体重はあの時の3倍以上。理由は様々な憶測がなされているが、俺が来てから彼女は更に肥育に狂いはじめた。建物が狭く感じるほど太り、常に誰かしらが彼女に腰を振っている。多い時には一度に十数人を相手にすることもある。この街のクイーンのまま、彼女はここで太り続けていくだろう。俺は彼女を諦めきれない思いから、クイーンで性欲処理する男たちのひとりとなっていた。自分だけのものではない。そして、良く知る彼女でもない。何十本も押しつけられる肉棒のただ一本となった俺と、誰から肉棒を擦られているのかももはや判断の付かない彼女。心底情けないことに、その空しさが劣情を余計に煽る。


何度イかされても飽きない肉の山に溺れながら、他のこと全てがうやむやに、遠ざかって薄れて、消えていった。



Comments

めちゃくちゃエッチ…良いですね…!

むらさきサニキ

ありがとうございます! あれだけふわっとした内容でこれだけ書いてくださって大変嬉しいです!

すぐる王子


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