巨乳を夢見て
Added 2021-01-14 13:09:35 +0000 UTCある夏の日。
彼女たちは今日も学校の屋上で活動していた。身体を動かすにあたり、準備運動は必要不可欠。はやく身体を動かしたくてしょうがない下級生や、他愛のない話をする二年生。普段通りの光景。
「………」
彼女たちの中で、一番胸が大きいメンバーを、一番胸が小さいメンバーがじとーっと見て、妬むような、悔しがるような様。これも、珍しいことではなく、いたって普段通り。
「希、少し重たくなった?」
「んー…?そうかなぁ?」
背中を合わせて、お互いを持ち上げるストレッチをする、上級生の2人。持ち上げた方が相手の体重をちく、と刺すと、持ち上げられた方は、ちら、とピンク色の練習着を着た少女を見やって、答えた。
「まだ大きくなってるんかなぁ…………?」
わざわざ目線を合わされた彼女こそ、胸が一番小さい、けれど、そんな2人とは同学年のメンバーだ。肉体に与えられた時間が平等なだけに、発育の格差が彼女にとって悔しいかなど、言うに及ばない。
「にこに聞かないでよ!体型管理に油断があっても、助けてあげないんだから」
「むしろ、ウチの暮らしを参考にせん?」
そうすれば胸が大きくなる、とでも言いたげな彼女の先を読んで、つっぱねるにこ。
「週一で焼肉なんか食べてたら、あっという間に太っちゃうわ」
「だからそれを、ウチのスピリチュアルパワーで……な?」
「な?じゃないわよ!」
何度も見たようなやり取りを見て、うふふ、と笑う絵里。
「じゃあ、今日も頑張ろー!」
準備体操も済んで、リーダーの号令で活動が始まった。
「(………ほんと、大きいわね…)」
ステップを踏むたびに、ゆさゆさを存在感のある胸が揺れる。彼女の身長から考えれば、90cmという大きさはあまりにも大きい。隣で練習をしていると、揺れもしない慎ましいバストが情けなくなってしまうほど。
「(……?……それにしても、大きいような…?)」
彼女の目から見た希の胸は、普段よりも大きく見えた。まさか、そのサイズで補正下着を着ける必要なんてない。ブラを変えたのか、練習着の色のせいなのか、様々な理由を考える。
ぶるんっ、ゆさゆさ、どっぷん…
「(いや、明らかに大きいわ、あれ…)」
今朝言うとおり、成長が止まっていないのは本当かも知れない。その分を分けてほしい、とため息をついて。
「一度休憩にしましょう、穂乃果」
「よーし、きゅうけい!!」
ふぅ、とメンバーが一息つく。夏で、しかも屋上で練習ともなれば、春や秋のそれよりも体力を多く使う。にこが上級者の特権と、日陰で座っていると、
「じゃあ、私も」
と絵里が隣に腰かける。
「ちょっ、そんなにくっつかないでよ!」
暑さより、ロシア人の血を引く彼女の、柔らかな下半身が触れてしまっていることから逃れようとするにこ。
「別にいいじゃない…」
口をとがらせながら、窘められた子供のように振る舞う絵里。そこまで言うつもりはなかったけれど、今朝は胸の大きさを見せつけられて、今はお尻の大きさを比べられているような気がして、気が立っていたのも事実だった。
「私は、にこのスリムさはいいと思ってるのよ?」
にこの心を読んだがごとくセリフに、とってつけたような褒め言葉。
「なによ、どこが良いのか、言ってみなさいよ」
「えっと、ほら…動きやすそうなところ、とか」
明らかに言葉に詰まる彼女に対して、やっぱりと思う反面、なんとか褒めてくれようとした気持ちを汲み取る。プラスマイナスで言えば、すこしプラスだと感じたのか、にこは毒気が抜かれてしまって、ふっ、と笑いをこぼす。
「ふたりでなに話してたん? はい、これ」
希がふたりの所に来て、飲み物を差し入れる。この暑さの中、熱中症への対策は欠かせない。気の利いた行動に、早速今朝のマイナス分をプラス側が打ち消そうとしていた。
「………ん?」
「ああ、ごめん、ありがと」
見とれていた。いや、顔が可愛いとか、そういうことではなく。その胸に。座っているにこと絵里に中腰で話しかけた希の胸は、明らかに大きかった。普段のゆったりした薄紫のシャツの胸元、そこがパツパツに引き延ばされて、二つの球の間に横ジワが浮かぶ。
「(…近くで見てはっきりしたわ、絶対大きい)」
「ありがとう、希。……ん、こく、こく……、これ、飲んだことがない味ね。にこ、どう?」
「ほんと?…ん、そうね、どこのヤツよ?」
「それはねー」
「なによ、もったいつけないで教えなさいって」
「ウチ特製のスポーツドリンクや!」
えっへん、と少し身体を反らせば胸が強調されるものの、それを混みにしても大きい気がする。
特製と言うそのドリンクは、わずかに塩気や酸味があり、味だけでも夏にぴったりなものだった。塩気が塩分を賄い、酸味がビタミンを補給する何かを思わせる。市販のものではないと感じられる、手仕込みの味。
「これ、希が作ってくれたの?みんなにも配ったらいいと思うわ」
「うん、でもな、まずは2人に飲んでもらって、好評だったらみんなの分も作ろうと思ってたんよ」
「じゃあにこたちで実験したってことね」
「人聞き悪いなぁにこっち、もうちょっと可愛い言い方してくれへん?」
「同じことよ!でも、おいしいわ、これ。暑い日にちょうどいい味だもの」
「ありがと、材料を使い切っちゃったから、買ったらまた作るね」
練習がハードだったせいか、夏の暑さか、絵里とにこは手製のドリンクをカラにして、容器を希に返した。
「そろそろ再開するよー!」
集合して、練習が再び始まった。
貰ったドリンクのおかげか、身体の調子が良く、集中して練習に打ち込めたにこ。
その日の活動が終わり、解散。絵里はそのドリンクが気に入ったのか、希にレシピを聞くから、とふたりで希の家に向かったようだ。にこは、晩御飯を作るためにスーパーに寄ってから帰宅した。
「「「「ごちそうさまでした」」」」
食事を終え、家族の世話してやっと訪れる、にこだけの時間。
「今日は暑かったわ……っていうか、今も暑いわ…」
お風呂で汗を流したあとだから、余計に暑い。
「寝苦しいけど、仕方ない……明日は日曜日だから、朝からうるさくなりそうね…」
暑さに耐えながら入眠しようとするにこの頭からは、今日あったただ一つの不自然なことは、消えかかっていた。
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練習場所に着くと、絵里の姿が見えなかった。
「おはよう、あれ?絵里は?」
「あ、えりちな、昨日うちに来たんやけど、熱が出ちゃったから、動けるようになるまで寝かせようと思って」
「夏風邪かしら、すぐに治るといいけど……今日終わった後、手伝いに行く?」
「ウチの部屋はクーラーもあるし、おかゆとかも作ってきたから…大丈夫」
「そっか、なら任せたわ」
「うん、にこっちは家のこともあるもんね」
「まぁ、そうね、うちのチビたちでせいいっぱいよ」
「にこっち、えらいなあ、よしよし…」
「何すんのよ!ガキじゃないのよ?……って」
って、と切り出したものの、その光景に出かかった言葉を慌てて戻すにこ。
「どしたん…?」
「(どしたん…?じゃないわよ!)」
昨日忘れかけていた違和感を、はっきりと思い出した。それも、二度と忘れないようなインパクトで。
「(なんなの…その胸は…‼)」
それは、目を疑う光景。
希の胸は、昨日の大きさから更に成長していた。もはや90cmであるはずがない。その胸は、120cmを超えるほどのサイズに見て取れる。シャツの中でその爆乳は存在感たっぷりに在り、シャツの生地をほとんど奪っていた。インナーのシャツの丈が足りず、おへそがちらちら見えている。その胸はまるで、風船でも中に入れたか、昨日実はシリコンを入れる手術をしたのか、と疑いを空想のレベルまで飛躍させないと説明が付かない。
「い、いや、な、なんでもないわ…」
「にこっち、変やなぁ」
本当に変なのかもしれない。この胸の成長を期待しすぎて、きっと幻覚でも見ているに違いないんだと、自分に言い聞かせるほかなかった。その証拠に、他のメンバーは全くと言っていいほど、希の胸に対して、何も感じていないようだ。
こんなに、しかも一晩で、巨乳だった希が、爆乳を超えるサイズにまで大きくなっているのにも関わらず。
その自分だけの違和感を抱えたまま、練習は始まった。
まずは準備運動をするが、希はやたらとにこと組みたがった。2人で行うストレッチは体格差があり過ぎると効果が薄いどころか、逆効果にもなりかねないが、間近でそれを観察するためにも、にこは希とのストレッチを始めた。
ストレッチを開始して、ハッと気づく。背中を合わせて互いを持ち上げるストレッチの時、絵里は希の体重に言及していた。もし、昨日の希の身体が既に何らかの変化をしていたなら、それに気付いたということになる。風邪が治ったら、その話を彼女にしようとにこは決めた。
そして、背中を合わせて希を持ち上げる。どぷっぅ、と双丘が揺れたのが、背中ごしでも分かってしまった。すなわち、それほどに大きくなっている。これは視覚的なものではなく、現実に、希の胸は巨大化していると分かった。希を下ろし、様子を伺う。
「んん…肩が凝るなぁ…」
ぐっ、と肩を回して、胸を張るようなポーズを取る希。どぷんっ、と大きな球体ふたつが突き出される。
「………。」
むにゅ。
「ひやぁっ!?///…な、に、にこっち、なにするん!?」
油断しきって、爆乳を見せびらかしていたからか、実際に触って幻覚かどうか試したかったのか、にこは気づけば、希の片方の胸を正面から鷲掴みにしていた。
「ほんっと大きいわね…こんなのぶら下げてるから肩が凝るのよ…!」
ぶにゅ。ぐに、ぐに。
「あ、や、にこ、っち…////」
「なによ」
「や、やめてぇな…///」
「………」
「はぁっ、はぁっ…」
す、と手を離して、何事も無かったかのようにストレッチの続きをするにこ。見せつけて少しは悪いと思ったのか、その後はなにも言わずに希もストレッチをしていた。
なんだか、その日は、それが衝撃的すぎて、手に爆乳の感触を残したまま、部活動が終わり、家に戻った。妹たち、弟の相手をして、寝る前に。
「なんなのよ、もう…」
荒い呼吸でこちらを見つめる、希の姿を思い出していた。
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翌日。夏休み中は曜日感覚が狂いがちだが、練習場所が学校に戻ることで、それを辛うじて認識できる。
着替えを済ませて階段を上がり、屋上へ続くドアを開ける。
「にこっち、おはよう」
「……‼‼」
おはよう、といつもの調子で言う希の身体は、昨日の身体が思い出せないほどに変化していた。
胸が、更に巨大化していた。もはやカップサイズでは表記の仕様の無い大きさ。夏らしい、特に大きく育ったスイカの様なサイズのそれが、彼女の身体に二つも揺れている。練習着をぐぐっと前に伸ばしている乳房は、襟元を大きく開かせて、長い谷間が丸見えになっている。下着含めて、ほとんどの生地を胸に持っていかれ、お腹が半分ほど見えていた。
そのお腹も、どこかおかしい。ちょっぴり見えていた時のそれは、焼肉を好む希にしては努力の跡が見れるものだったが、今は、ぷよ、と大福の様なお腹が見えている。そもそも服がまともに着れていない状態でも、周りのメンバーはまるで気にしていなかった。
そして、胸や腹だけではなかった。いつも穿いているベージュのパンツがミチミチ、パツパツになるほど、お尻が大きくなっている。まるで、海外のモデルの様な腰幅。歌って踊るアイドルにあるまじき規格の尻が実っていた。もともと痩せ型ではないにしても、そんなお尻は通常体型から逸脱している。
「はぁ…はぁ…今日も、暑いなぁ…」
こころなしか、視線の温度が高い。自分に向けられたそれは、友達へ向けるものではない気がしていた。
「そ、そうね…熱中症に気を付けましょう」
異常なものを見たからか、返答には冷静さがなかった。
「なぁ、にこっち、うちの身体、どうや…?////」
どうや、と聞かれても、"おかしい"としか返しようがない。胸だけなら1000歩譲って風船か何かかもしれないが、お尻と言うか、骨盤ごと左右にぐぐっと張っていて、お尻なんかアメリカ人みたいになっちゃって。
「どうって、その……」
言い淀んでいると、向こうから続けてきた。
「うち、こんなにおおきくなっちゃた…///」
そう言いながら、両手で胸を持ち上げるしぐさをして。
「(どうなってるのよ…)」
目の前で揺すられる巨大な乳房を見ながらも、にこは考える。このまま練習を始めてよいものか、それよりも、友達に起こっている異変のことを確かめたかった。
「希、あんた風邪移ったんじゃないの?ちょっとおでこ貸しなさい」
ずい、と希に近づく。おでこをつけようとしても、胸が大きく前に出ていて、やりづらい。身体で無理矢理胸を押しつぶす形で前進する。にこの身体が希の胸に触れた瞬間。
「あん、っ…」
と甘い声が漏れた。やはり、何かがおかしくなっていると思い、そのまま顔を近づける。
「にこっち、近い…ウチ、どきどきしちゃう…」
「何言ってんのよ、熱でおかしくなったのかしら」
はぁ、はぁ、と希の吐息をよそに、額に集中する。
「…!希、すごい熱じゃない…!穂乃果、私、希を家まで連れて帰るわ。今日は欠席する」
「う、うん…!希ちゃん、お大事にね」
「ついでに絵里の様子も見てくるわね、にこにーがふたりとも癒してくるから、安心して練習してなさい」
「希、帰るわよ」
希の荷物をかわりに持ち、学校を後にする。
手を引いて歩いていると、希の熱が普通ではないことが分かった。
「ちょっと、こんなに熱があるなら学校になんて来ちゃだめじゃないのよ」
「…大丈夫だと、思ったんやもん」
「それと…どういう訳か知らないけど、その身体、どうなってるのよ」
「なんのこと…?はぁ、はぁ」
息を荒くさせて、胸をにこの腕に押し付けてくる。むにゅう…と腕をまるごと包んでしまうようなそれを拒否するように、
「そのバカでかい胸と、お尻よ!とんでもない体型になってるじゃない!」
と問う。
「これは……そn…………。」
言い淀んだきり、黙り込んでしまった希。仕方がないので、そのまま家の方向まで歩いて行った。そして、希の住んでいる部屋に入ろうとしたその時、希が口を開いた。
「あんな、にこっち……」
「なによ、早く入って着替えるわよ、汗だくじゃない」
「ちょっと、聞いてほしいんや…」
「……。」
無言でこく、と頷いて、続きを促す。
「にこっち、胸の事で悩んでるやん…?」
「………。」
「だから、うち、なんとかしたくって…それで、良さそうなものがあったから、自分で試したんや…」
良さそうなもの、とは。すぐに聞きたくなったが、話の腰を折らないように、黙って続けさせる。
「そしたらな、止まらなくなっちゃって…それに、胸だけじゃないみたいで…」
こんな体型になったのには、原因があると言う。
「一体なにしたらそんなになるのよ」
「通販で、薬を買ったんや…胸が大きくなるって、書いてあったから」
「ふーん……でも、それと今の熱とは関係ないでしょ、さ、入るわよ」
「ま、待って」
得体の知れない寒気を感じ、制止を振り切ってドアを開けた。
「…っ」
にこが初めに気付いたのは、その匂いだった。鼻を突く、妙なにおい。学校のロッカールームのような、少し、違うような。次に感じたのは、聴覚。ふうぅ~と、動物園で聞いた、大型哺乳類の喘鳴のような音が、同級生の部屋からするはずは無いのだが。
「ぶひゅうぅ……、のぞみぃ…??」
希、と呼ぶ声は、誰の声か分からなかった。どこか聞き覚えがある声だが、はっきりと分からない。しかし、にこと希の他に家に居る可能性のある人物は、一人しかいなかった。
リビングまで行くと、そこにあった、もとい、居たのは、巨大な肌色の塊と化した、同級生の姿だった。
熱を出して、学校に来なかった絵里は、風邪ではなく、この肉体の変異によって登校が出来なかったのだと、瞬時に察した。立ち上がるに人の助けが必要そうなほど、ブクブクに肥え太っていたのだから。
下着だけで、服は身に着けておらず、2,3メートルありそうな巨大なお尻を床に広げて、脚を投げ出してひたすらにパンを貪っている。あむ、あむ、とこちらのリアクションなど見えていないように、かつての胴体よりも太い腕が口に食事を運んでいる。手にもったパンを口に入れ終わり、手がフリーになると、前方に大きくせり出したお腹をだぶんだぶんと揺らして、消化を促すような動きをしている。その上には今の希ぐらいに大きい胸が乗って、役目を果たせないブラジャーがそれを辛うじて囲んでいる。顔にはその体型に見合うような贅肉がびっしりとついて、以前の面影をことごとく崩す。ぶっくり膨らんだ頬と、厚い二重あご。
「あ、にこぉ…今、パンを食べてたの…一緒にどう…?」
そこに佇んでいたのは、紛れもなく極度に肥満化した絵里だった。300㎏は超えていそうな体型は、肉の山と表現するに相応しい。
「ど、どうって…!希っ、これ、どういうことよ…!!!!!」
遅れて部屋に入ってきた希を問いただす。
「えりちにも、あげたんや…うちだけ大きくなると、不公平だから…」
「いつよ!こんなになるまで黙ってて…!」
「分かるやろ…?」
どくん、と心臓の音が聞こえた気がした。いや、まさか。
思えば、休憩中の飲み物を希が進んで準備することはあまり多くない。それに、熱中症にならないように、と身体を案じるならば、全員分を作ってくるはず。それが、希の性格から考えると自然な解釈だ。
絵里を肉塊にした薬、にこもそれと同じものを自分も口にしていて……それ以前に、希自身も服用しているのだ。
「うちな、自分で試して、…っ! はぁ、はぁ…効果が、ッ、あったから、早速飲ませてあげたんや…っ」
「ちょっと!希!」
目に見えて呼吸を乱す希。ドリンクを飲んだ日、既に希の身体が変化していたのは間違いではなかったようだ。
「でも、うちへの効果が、出過ぎてるのがわかったのは、はぁ、っ、飲ませた、あと、で……えりちが、うちに来てすこし、したらな…こんな風になっちゃ、って…」
確かに、初日の希のように、よく見ないと気付かないレベルでしか変化しないのなら、話のタネ程度に、友達に振る舞うドリンクに混ぜ込んでしまうのも、無理のない話だと、にこは思った。希に対して甘い考えではあるが、自分の事を思って起こした行動であるかぎり、糾弾などという手段は最初から存在しない。
効果が出過ぎているというその身体は、本当に人間一人分には文字通り過ぎているものだった。顔よりも大きい胸と、それと同じぐらいの球体がふたつお尻についている。
「あ、もう、うち、我慢でけへん…あ、ぁぁぁ」
そういって手を、胸に当てて、ぎゅう。と自分の胸を触り始めた。その瞬間。
「ふぁぁ//// あっ、あああああああ///////」
どぷん!ぼむぅ!と胸と、お尻が急激に膨らんで行く。少し膨らむたびに、身体をぴくっ、と跳ねさせて、変化に耐えるような、楽しむような姿を晒す希。
「止まらない、止まらないんや……///」
むくむくむく。スイカ大だった胸は、倍ほどの大きさまで膨らんでいる。もはや、ボールや果実では例えようのない、超が付くほどの乳房になった。服を内側から破り割いて、そのほとんどが露わになる。
「いや、恥ずかしぃ…こぉんな、おっきい、ムネ…////」
「そ、そんな怪しいもん飲むからよ…!」
普段の希の体型に、あまりにも不釣り合いな超乳。
「あ、ああ、お尻、も…」
ぼむん、ずむずむ…
今度は、胸を弄る手をお尻に持ってきて、撫でまわす。目の前でどんどんと膨らむお尻は、パンツだけを残してすべての服を破ってしまった。ヒトの規格を超え、牛やカバを思わせるようなどっしりした下半身を、困り顔で、しかしどこか恍惚して愛撫していた。
「にこっちも、こんな身体になれるんよ…おっきいやろ…?」
どこか焦点の定まらないとろんとした目で語りかける。先ほどの申し訳なさはどこに消えたのか、育ってきた自分の身体をにこに見てほしくてたまらない様子の希。
「…なんで絵里はブクブクに太ってるのよ」
あくまでも冷静に返す。確かに、豊かな胸と女性らしいお尻は望むところだが、そんな、肉欲の塊のような身体になりたいわけではない。
「体質…やと、思う…」
絵里に流れているのは、一部ロシアの血であるが、おそらく、それが影響したと言いたいらしい。
「ふぅん…だから、にこには何も起こらないってことも体質で説明が付くわね」
「そんなこと、ないと思うんやけど……っ、はぁっ、あ、うち、…熱いっ…」
「そうよ、あんた、熱…」
と言いかけた瞬間、
「う、うち"も"…か…はぁ、っ…あ…ぁ//// ああぁぁぁぁぁ!!」
ブクッ、ダプンッ、ブクブクブクブクブクッ!!!
胸とお尻だけが極端に大きくなっていた希の身体が、急激に太りだす。感じているのか、胸をまさぐりながら、全身が肥大化していく。巨大だった胸の下からは、どぼんっとお腹がせり出し、身体の横幅がずんずんと広がっていく。
「うち、太ってる、ッ…//// ブクブクに、もうすぐ、えりちみたいに、なってまう…////」
その声は既に知った声とは異なり、重たく、野太い声。ハムのように太くなった腕で、更に巨大化した胸をぶにゅぶにゅ、ゆさゆさといじり、ぶはぁ/// ん、はぁ///と声を漏らす。
「にこっち、見てぇ/// うちの、太る、ところぉ…////」
にこが羨むようなナイスバディは完全に崩れ、超がつくほど肥満体の希が、その太りゆく身体を見せつける。にこにとってはもはや羨むものではないはずなのに、なぜか目をそらすことが出来なかった。希の目はまっすぐににこを見つめ、にこは希の顔を見る。ぼほぉっ///と急に膨らんだ頬が声を漏らさせ、んあああぁぁ////と発せられた声に応えるように、目の前で胸がムクゥゥゥと膨らんだ。直前で既に規格外のサイズだった胸が肥大化する光景は奇妙さもあり、尚更にこは釘付けになってしまった。
「んはぁ…、はぁ、ぁ、ん、ふぅぅ……」
そうして、希の肥満化は収まった。ギリギリ立ったり座ったりが出来るほどの、240㎏前後の肥満体。先ほどまでハリのあった超乳は脂肪で余計に膨らみ、更に肥大化。それが目立たなくなるほど、太鼓腹がでぶーんと突き出し、前に左右に、その存在感を示している。全身の肥満化に伴い下半身も余さず太くなり、ふくらはぎから太ももまで、びっしりと贅肉を付けている。
「見てぇな…にこっちぃ…//// うちの、デブデブの身体ぁ……にこっちもぉ、おなじものを飲んだんよぉ…////」
「にこもぉ、すぐに大きくなるわぁ…//」
こちらを見る顔は、既に正気を飛ばしている。今起こったことが嬉しい事のように語りかけてくる希、絵里。
「はぁ、はぁ…な、なんなのよ…二人とも……嫌、嫌よ…そんな身体……」
震えるにこ。恐る恐る、自分の腕を見る。特に、太りだしている兆候は見られない。
次に、自分のシャツをめくって、お腹を見やる。
「嘘…。」
そこには、普段自分が鏡でチェックしている、管理の行き届いた、アイドルとしての完成品に近いお腹ではなく、まるで、夏休みに油断し、お菓子を食べ過ぎた女子高生のような、ぽってりとしたお腹があった。
ぷよ。ぷよ。
触れば、指が柔らかく沈み、身をよじれば、脇に段差が出来てしまう。
お腹に驚いているにこに、ドスッ、ドスッ、と足音を立てて、希が近付く。
肥満体の2人を見て立ち尽くすにこの前で膝立ちをして、目の前に来た胴体に、太い腕を回して抱き着いた。
「ええなぁにこっち、こんなに痩せててぇ…うちら、こぉんなに太ってるんよぉ……」
「…っ!」
「ぷくっとしたお腹、かわいいやん…/// ぺろっ、じゅる、、」
「ちょっ!なにしてんのよ…!!」
「ん、む、おいしそうで、なぁ…じゅるるぅ」
「あっ、や、ン…っ////」
くすぐったいと言うよりも、妖しい感覚。柔らかいにこのお腹に、口が吸いつき、その左右でぶっくりと膨らんだ頬が当たる。フーフーと鼻息を荒くしながら、甘噛みを繰り返す希。興奮による汗と、唾液で、にこの膨らみかけの腹部はてらてらと艶めかしく光る。
「ちょ、っと!やめてよっ…!」
引き離すと、でぷっ、とした感触が下腹にあった。効果が進行したのか、胴回りが太くなり、更にお腹が前に出て来ていた。着やせの許されるお腹は、既にぽっちゃりと呼称される見た目に変わっていた。
「あ…、ああ……」
今まで太る事のないように管理してきた完璧な身体が、こうも簡単に太ってしまったこと、目の前で起こっていることの理解が及ばないこと、それらが頭を狂わせる。
「にこっちも、太ってきたね…////」
「い、嫌ぁっ……!」
気力の無くなったにこの身体を希が押し、壁にもたれて食休みをしていた絵里の前に移動させた。
「にこぉ、ぽっちゃりしてぇ、かわいいじゃない…/// むふぅ~…」
ぶにゅ、と何かが背中に触れる。にこの身体は絵里という肉のベッドの上であおむけに寝かされていた。
「えりちぃ、にこっちも太ってきてしまったんよぉ…」
「それでもぉ、私たちよりずっと痩せてるわぁ…こんなにブクブクじゃないものぉ」
「やっぱり、体質なんかなぁ…はむっ」
仰向けになって無防備な、太ってぽっちゃりしたお腹に希がしゃぶりつく。
「あ、ずるいわぁ…」
そういって、にこの背後から二つの丸太が伸びる。それはにこの乳首のあたりをまさぐり始めた。
「んっ、く……」
どうにかなってしまった二人の会話と、自分の太りゆく身体。既に抵抗する気力は奪われ、その身を委ねていた。そも、抵抗したところで、にこの腕力では肥満体をどうにかすることは出来ないと、本能的に察したのである。
身体に刺激があると、その部分に薬の効果が良く出るのか、希がお気に入りにしているにこのお腹と、絵里が夢中でこねまわしている胸が、どんどん大きくなっていったのが分かった。
じゅるるぅ、たぽ、たぽ、もみ、もみ……
ぶくっ、むくぅ…
目を開けることもせず、太った二人の興奮する吐息と、水音に耳を傾ける。脳に感覚を伝えるのは、主に聴覚と、触覚。身を少しよじると、贅肉が揺れ、自分の身体がどれだけ大きくなったのかが分かってしまう。
ブク、ブク…でぶっ、でっぷり…
「(私の身体、太ってるのね…もうじき、二人みたいになるんだわ…)」
しばらくして目を開けると、服は全て破けていた。そして、その残骸をわずかに纏った、二つの大きな肌色の丸があった。その先端には絵里に弄られて嬉しそうに紅潮した乳首が見えていた。例え太ったとしても、夢にまでみた大きな乳房を、触ってみたかったにこは、自然と腕を動かそうとしていた。それを試みると、視界の端に見えていた贅肉の塊が動いた。それが腕だと分かっても、気にしない。そのまま重たい腕を持ち上げ、胸を触ってみる。だぷだぷ、ゆさっ、ゆさっ。今朝会った時の、希ぐらいのサイズのそれは、紛れもなくにこの乳房だった。
その向こうには、でっぷりと大きく肥えたお腹。認めたくないことだけど、こればっかりが希よりも大きく、肥え太っていた。負けず劣らず肉の山となったにこのお腹を、未だに希ははむ、はむと甘噛みして、太らせていた。
「どう、にこも太らせて、満足したぁ…?」
喋ってみると、声が出しづらい。トーンも低いし、かすれている感じもした。これが今の自分の声だと思うと、今の状況が更に信じがたいものになる。
「にこっち、おなかまんまるやで…?////」
「あんたがぁ、そうしたんでしょぉ…」
んしょ、と身体を起こそうとしても、上手くいかない。太った身体に、まだ慣れていないせいか。二人にされるがままだったにこは、薬が進行しきって、220㎏にまで太っていた。
「のぞみぃ、物足りないんじゃない…?」
絵里が希に言う。
「うん…そうかもぉ…………ごめんなぁ、にこっち。うち、にこっちをもっともっと太らせたくて…我慢できそうにないんや…//// かわいいにこっちが、お肉で埋もれていくのが、どうしても見たくて…」
ここまで太ってしまえば、痩せることなど思いつきもしない。それに、にこ自身もどこかネジが外れ、お腹を肥やしてくる希と、肥えていく自分の身体の両方に惹かれつつあった。
「いいわよ…希、たっぷり、やさしくやってね…?///」
「じゃあ、これ……」
希が手に持っていたのは、小さい錠剤。見た目からして、おそらくこれが例の薬なのだと、すぐに分かった。粉にして混ぜてしまえば、ドリンクに仕込むことぐらいなんてことはないだろう。
ずい、とふっくらした指につままれたそれを、口を開けて受け入れるにこ。続いて例のドリンクを差し出した絵里から容器を受け取って、それと共に錠剤を飲みこんだ。
「んぐ、んぐ…ぷはっ」
あの時飲んだものと同じ味。錠剤そのものが一粒と、それを混ぜ込んだドリンクを飲んで、二粒分を一気に摂取したにこ。
「あ、あぁ、の、ぞみ…身体、あつい…」
すっかり身体には薬を行き渡らせる下地が出来ていたのか、すぐに効果が表れた。全身がほてり、高熱が出たかのようにぼうっとして。自分の内側、身体の中で、脂肪細胞が一気に膨れ上がろうとしているのを感じて、にこはゾクゾクとした期待に包まれていた。
「手、握って……///」
右手を希と繋ぎ、左手を絵里と繋ぐと、にこの身体が変化し始める。
ブクッ!ブク、ブクブク…と全身がまんべんなく太っていく。220㎏ほどだった体重は一気に増えていき、わずかな間に希以上の体格となった。
「んぶぅっ!?」
ぎゅ、と手が強く握られ、その肥満化は更に加速していく。300㎏超の絵里の身体にもたれていたにこの方が、彼女を超える巨体に近づく。ずず、と肥大化しているにこの身体に押されて絵里が下がる。
「あぁ…///にこっち、かわいい、かわいいっ…///// はむ、あむんっ、ふぅ…じゅるる、ちゅぱぁっ、ちゅっ」
「のぞみぃ、も、もっどぉ…お腹、気持ちよくしてぇ…////」
「うんっ/// ちゅぱっ、じゅるぅ、じゅる、はむっ、ちゅ、ちゅぅぅ」
常にぶぐぶぐと肥り続け、前方に左右に大きくなるお腹を、夢中でしゃぶり続ける希。その身体はにこに比べると痩せているようにすら見えてしまう。
ブク、ブクブク…400㎏相当となっても、一向に肥満化は止まる気配がない。
「ぶふぁ~…にこがぁ、いちばんふとっちゃったわぁ…////まぁだ、止まらないのぉ…///」
体質と、希による刺激が、にこのお腹を極端に太らせていた。3メートル級のお尻を床に広げ、そこから伸びる大木の様な足を投げ出し、その間に超巨大な餅のようなお腹がでっぷりと飛び出している。足先よりもお腹が前に出ていて、それによって股間は完全に隠れている。ここまで肥ったにも関わらず、胸のサイズはいまだに240㎏の希に負けている状態。
「えりぃぃ…にこのむねぇぇ、いじってよぉぉ…ぶふっ、ぶはぁ~…」
刺激による成長を期待し、胸を弄らせる。
「いいわよぉ、ほら、どおぉ?」
だぶんっ、どぷっ。どぷっ。
「あ、ぶぅっ、きもち、いいぃ///」
ぶぐっ、ブクブクブク…
「な、なんでぇぇ…お腹が、ふとっちゃうぅぅぅ////」
期待は裏切られ、胸を弄ってもお腹ばかりが太っていく。その間も全身が太ってはいるが、胸の成長は芳しくない。必死にお腹の肥大化を抑えようと、だぶだぶの腕でお腹を押さえるようにしても、それが決して止まることはない。
「もぅ…いいわぁ……、のぞみぃぃ、おなか、やってぇ…///」
手でお腹を抑え込むのではなく、希に攻めてもらいたい部分を掴み、ぶにぃ、と歪ませる。それを見た希は、ごちそうを目の前にした無邪気な子供のように喜んで答えた。
「ええよぉ////」
希の腕がにこの巨大な腹を掴み、揺らす。だぶん、だぶん、でっぷ、だっぷ、脂肪がいっぱいに詰まったそれが揺れるたびに大きく肥り、サイズを増していく。
「や、あんっ…ぶふーっ…//// ぶはぁっ、あ///」
だぼんっ、ブクブクッ…!
「まだ太ってるよぉ、にこっちぃぃ…///// じゅるぅっ、ちゅる、んちゅぅ…ちゅぱぁっ…////」
「ああっ///おなか、ふとるの、きもちいいのぉぉぉぉ…/////」
視界も狭まり、声も太くなっていく。希に強く責められ、お腹が肥大化する速度はどんどん増して、体重と体格を大幅に塗り替えていった。
「ぶひゅっ、ふどる、ぶどるぅ…!にごのおながぁ///きもちよくて、おっきぐぶくぶくになるのぉ////」
ブクブクブクブクブクブク…
400㎏にまで太っていた身体は、更に太り600㎏前後に到達していた。もう立ち上がることが出来ないような、巨大な下半身は贅肉の台座となり、体重の何割も占めるにこのお腹を胴体と一緒に支えている。下の段よりも真ん中の段が極端に大きく、前方に垂れた巨大な鏡餅の様な体型になったにこ。
「ぶはぁ/// にこのからだぁ、こんなにぶくぶくのぶよぶよになっちゃったぁ////」
「ねぇ、希ぃ…私たちもぉ…///」
「えりちもぉ、もっと太りたくなったのぉ?ええよぉ…薬はぁ、まだあるからぁ…」
巨体を揺らしながら、薬を用意する希と、それを飲むためのドリンクを用意する絵里。それすらも見えていないかのように、自分の身体に陶酔して、肉塊となった身体を揺すったり、肉を掴んだりして悦に浸るにこ。
「ぶふぅ…//// にぐにぃ、おにくいっぱいできょうもかわいいにこぉ…/// ぶひゅっ、んぶふぅ、ぜぇ、はぁ…////」
「えりちぃ、あぁーん……」
「あ……、ごきゅっ、ごきゅっ…」
絵里の口に錠剤が入ると、手に持ったドリンクを勢いよく飲み始めた。
「のぞみぃ、あ、わたし、もう…きちゃう、わぁぁぁ……////」
即座にブクブクと肥りだす絵里の身体。錠剤をつまんだ手や腕がみるみるうちに太くなって、なんとか希の口に届いた。
「んむっ、ごきゅ、ごきゅ……ぷはっ…」
希もドリンクを飲み、薬を取り入れる。目の前では臀部が大きく盛り上がった絵里が、尻もちをついていた。その尻はずむずむと肥り続け、座った状態で肩に届くほど、巨大に。300㎏ほどだった絵里の体重は400、500と加速度的に膨れ上がり、この時点でにこの胸の大きさは超えてしまっていた。彼女の尻肉の成長著しく、腹ばかりがでっぷり肥えたにこに対して、絵里は尻がにこの倍ほどに大きい。体重が600㎏前後になると絵里の肥満化も収まり、にこと同サイズの肉塊が希の部屋に、贅肉同士がこすれ合う距離で二人となった。
「えりちぃ、お尻おっきいやん…///」
「いやぁあ…///はずかしいわぁぁ…げふっ…こんな、おしりぃぃ…」
「ちょっとぉぉ、にくにぃよりおおきいんだからぁぁ、贅沢言わないでよねぇぇ…!」
移動不可能の2人のそばに、希が近付く。こちらを向いているにこと、お尻をこちらに向けている絵里の、それぞれ一番大きい部位をそれぞれの手でこね回しはじめた。
「大デブのアイドル、にくにぃのお腹ぁ、きもちええなぁ…/// もちろん、えりちのお尻もぉ、ぶくぶくで柔らかくてぇ…/// ずっと触っていたいぐらいやぁ…///」
「あんっ///のぞみぃ…おなか、もっとぉ…/////」
「ぶひゃぁん/// おしりぃぃ、さわりすぎよぉぉ…///」
気持ちいい所を触られて、甘く重たい声を漏らす2人。ぶふー、ぶはー、という息づかいと、贅肉同士がこすれ合う音が絶え間なく聞こえる。
「ふたりのえっちなおデブ声を聞いてたら、うち、も…おんなじようにブックブクに太っ、て、しまいそう、や…/// あ、ムネが…あつ、い…////」
「にくにぃをここまで太らせたんだからぁ…ぐひゅぅ…の、のぞみもふとりなさぁい…///」
「そうよぉ…のぞみもいっしょに気持ち良くなりましょう…////」
変わり果てた声質の言葉が、身体へのリミッターを外す。希の乳房がどぷん!と大きく膨らんだかと思うと、腕や尻、腹にも贅肉がまとわりついていく。
「あああぁ、あ//// うち、ふとってるぅ///// にこっちとえりちみたいなぁ、うごけないおデブさんにぃ/////あ、ああ、ぶあぁぁぁぁぁぁ//////」
叫び声と共に、身体の内側から何かが生まれるように、脂肪が増えていく。ふたりと同じように足を投げ出して座ると、どぷっ、どぷんっ、と鼓動して胸が膨らんで、絵里よりも、当然にこよりも遥かに大きくなっていく。
「うちのムネ、どんどんおっきくなってぇ//// きもちっ、いい////ぶひゅ、んぶふぅっ////// とまらないぃ////」
希もふたりと同じ体重まで太り、肉塊と化した。
足先よりも前に出た巨大な胸は、向かい合った人物の同じく大きなお腹と、お尻に当たる。
「ぶふぁっ///のぞみのが、にくにぃのでっぷりおなかにあたって、こすれてぇ、おかしくなっちゃうにごぉぉ////」
「んひゅぅ…ぶひゅぅ//// おしりが、きもちいいわぁ…//// んっ、ぶひぃ…///」
「う、うちもぉ、ふたりのおにくにおされてぇ、じんじんしてきもちえぇ…////」
肥大化した贅肉がお互いの弱い部分に干渉し合う。その刺激が、一度は収まった肥満化を再度促していく。
「あれ゛ぇ…?にくにぃのからだぁ、ぶどっでるにごぉ…////」
「わ、わたしもよぉ…ブクブクってぇ、おしりがぁ…//」
「んあっ/// そんなにおにくおおきくしたら、うちのムネがもっとかんじちゃうぅ////」
ブクブクブグブグブグ……
600㎏ほどだった三人の身体は、それぞれの部位を中心に更に太っていく。秒ごとに何十kgも増え、胴体や顔は瞬く間に贅肉に埋もれて、身動きどころか、手足すら満足に動かせなくなる。故に、いくら互いの弱い部分が擦れようと、それを防ぐ手段はない。
「ぶふっ、ぶどる゛ぅ…!にぐにぃデブデブになるぅ////」
「ぶあっ///からだがぁ、どまらないわぁ…/////」
「あたまが、まっしろ、に、うち、おかしくなるっ…//// ぶひゅぅぅ////」
ただただ膨れ上がる贅肉だけが動いて、本人たちの意思に関係なく、強制的に快楽を与えその身を太らせる。800㎏を超えてもなお身体の肥大化は止まらず、太り続ける。
「あん///ぶひょぉっ、んぶぅぅ…////」
誰のとも分からない野太い嬌声が三方向から木霊し続ける。時間を追うごとに、その声も低く、野太くなって。
数分後…。
「ぶひゅうううううううううう・・・・//////」
「んぶ、ぶはぁぁぁぁぁぁ・・・・/////」
「ぼほっ、ぶふぅーっ、んぶぅぅぅ・・・////」
知らぬ人間が立ち入れば、家畜小屋だと勘違いするような、重苦しい息づかい。汗と、何かが混ざり合ったようなにおいの立ち込める部屋には、匂いだけでなく彼女たちの贅肉でいっぱいになっていた。家具などはすべて肉体が押し潰し、3つの肉塊が室内を満たしている。
ひとつは、二つに結んだ黒髪の肉塊。腹部を中心として肥満化し、その体重は1800㎏を超える。あまりにも巨大な腹部はほかの肉塊を潰してしまうほどで、その近くにはまた別の肉塊が見える。片方は、金髪を後ろで結んだ肉塊。臀部と思われる部位に贅肉が集中し、部屋の中心に向かって大きく高く膨らんでいる。こちらも体重は推定1700㎏以上はあるだろう。最後は、紫色の長髪を二つ結びにした肉塊。先端についたものから判断するに、胸らしき部位が極度に肥大化している。それは先ほどの肉塊の腹部と臀部に触れており、乳首からは白く、濃厚な体液が漏れ出ていた。3つの肉塊の中で、紫髪のものはもっとも太っていて、2100㎏ほどと推測される。
彼女たちの顔は贅肉でブクブクに膨れ上がり、かつての面影を残していない。頬肉で邪魔されている口からは、今も快楽に溺れているような野太い声が漏れている。
「ぶぅふぅぅぅぅ…////」
身動きが取れず、呼吸が苦しくなってもなお、太り続け、そのたび興奮を覚える三つの肉塊は、いつ切れるか分からない薬の効果が続く限り、その身を肥やし続ける。
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……ピピ、ピピ、ピピピ……
「んぅ…?もう朝…?」
パチ、と目覚まし時計の脳天にチョップを決め、ぼやける視界をはっきりさせるように、目を細めたり、見開いてみたり。日付付きのデジタル時計は、曜日を表示する機能がある。これによって、曜日感覚を失う長期休暇であっても、間違えることなく練習場所に迎える。
今日はまだ土曜日。学校は空いてるから、練習場所は学校のはずだ。
ふと、にこは何か夢を見ていたような気がして、内容を思い出そうとする。が、夢と言うものは起きた瞬間に大部分が抜け落ちてしまうもの。今の彼女の頭の中には、なんとなく希と絵里に会った気がする、ぐらいの記憶しかない。
友達の夢ぐらい、見るだろうと、特に気に掛けることはなかった。
練習場所に着き、さっそく準備体操。目線の先では、希と絵里が背中を合わせてストレッチをしていた。
「んん…?」
目が言ったのは、希の身体。普段よりも、胸が大きいと言うか、胸だけでなく、ちょっと顔も丸いような…
「希、少し重たくなった?」
「う……そ、そんなこと、ないと思うなぁ…」
焦りが顔に出る希。目を泳がせているうち、にこと目が合う。
「にこっち、ウチ太ってないよね…?」
むっ、とにこの表情が変わり、直後、悪い顔をして。
「お腹に聞けば分かるわ、ちょっと貸しなさい!」
そう言って、指先で希の腹部をつまむ。
ぷよ、と油断した贅肉がにこの手の中で歪んだ。
「太ったわね、確・実・に!今日から一ヵ月、焼肉はなしよ、海未に言いつけて来るわ」
「ちょ、にこっちぃ~!」
他愛のない2人のやりとりを見て、絵里はつい、笑みがこぼれた。
おしまい
Comments
最初は薬によって異常に育った希の胸とお尻が爆発する様に膨らんだ後に全身が太っていく場面、そんな彼女と肥満体に成り果てた絵里がにこに迫ってスキンシップをした結果彼女を太ってしまいました。 最後の3人で太った身体を触り触られた事が要因となって更に太っていく様子には大興奮しました。
manispurple
2022-04-25 10:30:33 +0000 UTCありがとうございます(*^▽^*) 良かったです〜たくさん盛りました(°▽°) どうなるでしょうねぇ…!いつか似た夢を見ることもあるかも知れません!
2021-01-15 05:08:42 +0000 UTC投稿お疲れ様です‼️ 三年生組の体重4桁超えの肥満化!! 三人の肥満化していく様は本当に興奮しました‼️ 二年生組と一年生組の展開があれば…更に興奮しちゃうかも…。
BaseBallWear
2021-01-15 04:29:54 +0000 UTCありがとうございます(^o^) めちゃくちゃに太らせ合わせちゃいました(o^^o) 楽しんでいただけて何よりです*\(^o^)/*
2021-01-14 23:55:45 +0000 UTCありがとうございます(*´-`) 夢とはまた違った何かが起こりそうな予感ですね(°▽°)
2021-01-14 23:51:16 +0000 UTC投稿お疲れ様です! 段々変化していく希ちゃんにこれからどう展開していくのかと興奮しましたが……部屋に入ってから一気にテンションが最高潮になりましたね! にこちゃんがネジが外れだしてからのいちゃいちゃはたまりませんでしたし、3人が太る事に身をゆだねてからはめちゃシコでした……! 野太い声で部屋を埋め尽くしていく様はもう素晴らしかったですね……! 彼女にとっては悪夢かもしれませんが素晴らしい夢でした……!
むらさきサニキ
2021-01-14 15:50:47 +0000 UTC投稿乙です! 3年生組の肉塊級肥満化良きでした! 最後の夢落ち、希の体型の変化、もしかしたら現実でも巨デブに......なんて思ってしまいました!笑
ビーーーー
2021-01-14 15:34:53 +0000 UTC