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隊長

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認識改変世界の排泄事情IF その2

(さて、実際どうする……?) 授業の終わり際10分前。生徒たちの尿意問題解決に向けて思考を総動員している彼は、授業そっちのけでそちらのことばかりを勘案していた。 このような事態のため、これを未然に防ぐための切り札も未だ届かず、正直に言えばお手上げの状態としか言いようがなかった。 彼はこうした時のため、教室内で彼の目が届く範囲で複数人に用を足させることができる。そんな代物を大量注文していたのだが、6限が終わろうというこの時間になってもまだそれは届いていないのだ。 これが無かった場合、彼はひとりひとりの生徒を個室内で1000人も見守らなければならない。一人が1分ほどで用を足し終えると仮定しても、ほとんど一日かかってしまう計算だ。とても無理である。 なので彼は考えていた。切り札が届かないのなら、それに代わる何らかの手段を考えなければならないのだから。 そうしなければ学校中が黄色い水溜まりで埋め尽くされる。それほどの緊急事態であることを肝に銘じて。 (……………………何とかできるとしたらひとつだけ、か……校長先生に相談してみないとな) そして彼はその状況を打開し得るたったひとつの策をひねり出した。 だがそれは、お世辞にも特効薬と呼べる代物ではなく、その実行には学校における最高権力者の許可が必要となる。 それでも他に方法はなく、授業が終わるなり彼は校長室に向かっていった。 【放課後】 『と、といれ、トイレえぇ……!』 『も、もうこれにするしか……!でも、ぜったい足んないぃ……!』 そして迎えた放課後。校内のそこかしこで聞こえてくるパニックの声。 校内全生徒が机の下できつく前を押さえつけ、噴きこぼれそうな尿意を耐える。あまりにも痛ましい光景。 そんな折、教室に設けられた放送スピーカーから声が聞こえてきた。それは他でもなく、あの男性教師の声だった。 『……連絡します。これから下校の時間ですが、今日は監視員の方がいなかったのでこれから皆さんのおトイレの面倒を見ます。全員を見ることはできませんので、今朝行くことができなかった人だけ3年の職員室に来てください』 それは全校生徒に向けた事務連絡であり、事実上の敗北宣言であった。 切り札が届かず、最終手段の承認も降りなかった彼が、それでも一番危ない生徒たちだけでも面倒を見ようとした結果がこの放送なのだ。 当然そこかしこの教室から非難の声が上がるが、しかしそれもやむを得ない。1000人全員を一人で見ることなど到底できないのだから。 全員が尿意限界なのはもちろんだが、その中にも特別危ない者がいる。そちらを優先するというのは確かに合理的だった。 そうしたことから今朝のトイレに行きそびれた生徒と、今朝に済ませているけれど我慢できない生徒を合わせた100人程度が震える脚で男性教師の元へ向かうのだった。 【昨日から行っていない生徒たち】 『も、漏れるっ、漏れるうぅ……!』 『せんせぇ、はやくぅぅ……!』 「こ、こんなにいるのか……」 この学校にただ一人の男性教師である彼は、職員室に集った少女たちの人数を見て愕然とした。 本当に今朝のトイレを済ませられなかった生徒およそ80人。今朝に済ませてはいるがどうしても我慢できず、バレないことを祈ってこの場にやってきた生徒およそ20人。併せて100人ほどの尿意限界少女たちがぎっしりとこの場を埋め尽くしていたのだ。 職員室に入りきれなかった者は廊下にはみ出す始末で、これ全員を見るというのは相当に骨が折れるのは間違いない。 一人あたり1分と仮定して、その100倍ならおよそ1時間半。そして限界の限界まで溜め込んだ少女たちの尿意はその程度ですっきりすることなどないだろう。 仮に二分かかるとしたらその二倍。三分かかるなら三倍の4時間超えが見込まれる大事業に、彼はこれから挑まなくてはならないのだ。 「と、とにかく順番に並んでトイレに行こうか。学年とクラスが若い順から並んで」 『そ、そんなのわかんないよぉっ……!はやく、はやくオシッコ……!』 我慢が限界でIQが極端に低下した女生徒たちをうまくなだめながら、男性教師は生徒たちと共に女子トイレへと入っていった。 まずは学年とクラスが一番早いらしい、一番先頭に並んでいた女生徒を伴って個室に入ると、生徒は一目散に便座へ突進。すぐさま下着をずり下ろし、黒い毛の生えそろった性器をぱくりと広げて排泄孔を見せつける。そして…… びしゅしゅしゅしゅいいいいいいいいいいいいいいいぃぃぃーーーーーー!!!!! 『うぁ、あはぁぁぁ……!』 瞬間始まる大放尿。白い陶器に叩きつけられる薄黄色の尿線は、着弾点から飛沫を舞い散らせていた。 薄ピンクの割れ目から覗く少女の排泄孔はぽっかりと大口を開けて爆尿を放出し続けており、待ちかねたと言わんばかりに放尿の快感を受け止めていた。 先頭一番目の少女がようやくの解放に酔いしれている頃、まだできていない90人超の行列は…… だんだんだんだんっっっ!!!! 『あああああぁぁぁっっっ!!!!!おねがいはやくっっ!!はやくしてェェェ!!オシッコ、オシッコ、漏れるゥゥっっ!!!!』 女子トイレ中に響く排泄音を皮切りに、2人が入る個室の扉をひたすら叩きつけていた。 当人の解放感、気持ちよさを物語るようなこの爆音。それはまだできていない少女たちにしてみれば毒でしかない。 聞きたくないと思っていても聞こえてしまうこの音が個室内での出来事を嫌でも想起させ、自分も早くと急き立てられる。 一切の余裕なくした少女たちによるおしっこパニック。可哀そうなのは承知の上で、それでもこれをなんとかして治めなくてはならない彼は苦渋の決断を余儀なくされた。 「静かにしなさいっ!あまり騒ぐようだと先生もここでみんなのおしっこを見てあげられなくなりますよ!」 やむを得なかった。このままでは個室内にいる女生徒が怖い想いをしてしまうだろうし、早い段階から諫めておかないとエスカレートする危険があったからだ。 少女たちの気持ちは理解できる。自分がまだできていないフラストレーション、苛立ち。それらをどんな形ででも発散しなければいられないほど追い詰められているのだ。 そんな彼女たちを脅してでもこの場を収めなくてはならない。これは教師の使命だった。 しゅううううーーーーー……しゅいいっ、しゅい…… 『ふぁぁ……はあ……』 そうこうしているうち、実に4分ほどもかけて最初の少女の放尿が終わろうとしていた。 限界の限界まで溜め込んだ少女の放尿は一筋縄でなく、2分ほどかけて本流を放った後はちろちろと何度も残尿を絞り出し、それにも本流を出すのと同じ程度の時間がかかってしまうのだ。 我慢が壮絶だった分、残尿ですらも大量な少女たちの放尿。それをこれから90人以上も見なくてはならない。 少女たちと男性教師の戦いが幕を開けた。 【1時間経過 残り74人】 『ああぁ……あ……』 『オシッコでるっ、オシッコでるオシッコでるオシッコでる……オシッコでるゥゥ……!』 それから1時間が経過した。一人当たりおよそ4分かかる放尿は、これだけの時間が過ぎてなお行列をほとんど解消できない結果を生んでいた。 個室の前にずらりと並ぶ、股間を押さえた顔面蒼白の少女たち。その一人一人が超絶な量の尿意を耐えているのは明らかだ。 トイレにいるのに、個室の空きがこんなにもあるというのに、それでも少女たちが解放されることはない。その絶望感はいかほどのものだろうか。 前列にいるならばともかく、トイレ内にすら収まらない後列の生徒たちはもはや絶望に目を見開いてすらいた。ただでさえ極限まで体感時間が引き延ばされている中で、これだけ待ってもまだ列がさほど進んでいないのだ。 今にも漏らしてしまいそうだというのに、あといったいどれだけ我慢すればいいのか。先行きさえ見えない我慢が続くのだ。 ガチャ…… そんな折、個室の扉が開いた。今済ませている少女が用を足し終え、外に出てきたのだ。 『うあああああああああ!!!!!』 『痛っ……!?』 どん、と出てきた少女を突き飛ばし、雄叫びあげて便座に突進する行列の少女。下着を引き剥がしながらびたんと尻を叩きつけたその瞬間、盛大な放尿音が女子トイレ中に響き渡る。 【生徒B 1910/630 303%】 ぶっっっっっっしいいいいぃぃいぃぃいぃいいいいいいーーーーー!!!!!!!! 『っっっくはぁっ!はぁっ、はぁっ……!』 『…………っっっっはあああぁぁぁ~~~~~……』 もはや観察姿勢をとることも忘れて、便座にぐったりと身体を預けながら爆尿を放つ少女。その尿線は強く激しく白い陶器を叩きつけ、そこら中に飛沫を撒き散らしていく。 恍惚とした顔で、時折身体を跳ねさせながら至福の放尿に浸る少女のオシッコが出し切られるまで、実に6分もかかるのだった。 【2時間経過 残り61人】 『……も……れぅ……おし……れひゃ……ぅ……』 『あぁ、あ、おし、でる、でる、おし、こ、でちゃ、う……!』 それからさらに2時間が過ぎた。学校の授業が終わる午後4時ごろから数えて2時間。今はもうすっかり夕方である。 父が夜勤であったりする生徒がもしいたとしたら、その生徒は家に帰ってから一度もしていない可能性が高い。だとしたらその生徒は24時間以上もしていないことになる。 そうでなくても最後に済ませてから18時間以上は経過しているはずだ。人間の膀胱が耐えられる許容量の、文字通り限界を超えた少女たちの我慢がここに繰り広げられていた。 もう外聞など気にしていられない。少女たちはもはや立っている力すらも尿意の我慢に振り向け、地面に突っ伏して極限の戦いに突入していた。 ぶしゅしゅしゅしゅううぅうぅぅうううううううう!!!!!!ばしゅっ、びゅじいいいぃいぃいいいいいいーーーーーー!!!! 「うわぁっ!!?」 そしてとうとう、事件は起きた。限界の尿意を解き放った少女の尿線が、そのコントロールを外れて教師の顔面を直撃したのだ。 それはそのあまりの勢いがゆえに、本来なら下向きに飛んでいく軌道が上に逸れた結果の出来事だったが…… しかしその影響は大きい。とてつもない勢いのそれは教師の顔面にぶち当たり、驚いた教師が身を引いてからも扉に向かって叩きつけられる。 当然それは床に水溜まりを作り、盛大に失敗の跡を広げていく。 少女の放尿が弱まるまでの3分間しっかり放ち続けられた1ℓ超えの大噴水はトイレの床を大きく侵食し、外にいる生徒たちの目にまで留まるほどとなった。 その薄黄色は少女たちに、抗いがたい生理的欲求を突きつけてきて…… 『おねがいしますっっっ!!!!おねがいしますおねがいしますおねがいしますゥゥゥゥゥ!!!!!オシッコさせてっっっさせてくださいぃいぃぃいい!!!!!もうっ、がまんむりですぅぅうぅう!!!!おねがいします!!!おねがいしますぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!』 『オシッコしたい……!!!オシッコしたい、したいよぉぉぉ……!!!』 その色が、量が、匂いが、音が、少女たちの限界欲求を促進する。もうこのパニックを収める術などない。 少女たちの悲鳴轟く女子トイレで、それでもなお教師にできることは一つだけ。 地道に一人ずつ少女たちの排泄を見届ける。それしかないのだ。 【3時間経過 残り52人】 その少女の家は、ごく普通の家庭だった。 父がいて、母がいて、娘がいる。ごく普通の家庭。 ただひとつ違うところがあるとすれば、父の仕事が拘束時間の非常に長い仕事だということだろう。 そのおかげで妻と娘を養えているところもあるのだが、しかしそれがゆえに事件が起きてしまった。 (お…………っこ…………ぉ…………しっ……ぉし…………) 娘が学校から帰宅して、本来ならば一家の男手としてその排泄を見届けなくてはならない父親。 だがその父親は、繁忙期が故の残業でその日一日帰宅することはなかったのだ。 必然、我慢を強いられる思春期の娘。翌朝の解放に思いを馳せるも、疲れ果てて眠る父親を起こすことはできず。 それなら学校で、と思った少女を待ち構えていたのは残酷な現実。その少女が最後に済ませたのは前日の学校、それも下校より前の5限終了時だった。 5限が終わるのはおおよそ14:00ごろ。そして今は6限もホームルームも終えた放課後の、さらに3時間後。 彼女が最後に済ませてから、いったいどれだけの時間が過ぎただろう。 (お……ぉしっ……こ……おし……っこ……したい……おしっこ……したい……よぉ……) まる一日どころではない。現時点で28時間近くも尿意を耐え続けてきた彼女の括約筋も体力もとうに限界を通り越している。 まして彼女は最高学年。順番的にはかなり後ろの方である。まだまだ先は長く、このままいけば30時間超えの我慢も現実的だったろう。 (おし……っこ……おしっこ……おしっこ、おしっこおしっこおしっこおしっこおしっこ、おしっこしたい……おしっこ……したいよぉぉぉ……!) 尿意に霞む頭で、どうにかして尿意から解放されたい本能と植え付けられた常識とがせめぎあう。 漏らしたくないという理性と、とにかくオシッコがしたい欲求とがぶつかり合う。 まだダメだと、トイレでしないといけないと理性が諭す中で、しかし少女の理性がある事実を理解した時、ぐらつく天秤は瞬く間にリミットを振り切った。 目の前にある大行列。頭の中に鳴り響く耳鳴りも突き破って、外にまで響く爆尿の音。これらが切なく鋭く下腹部を射抜いた。 排泄本能が理性を打ち倒したその時、膀胱内で渦巻く小便の如くに押し込められ鬱屈した激情が溢れ出した。 『おしっこ…………!!おしっこ、おしっこ、おしっこおしっこおしっこ!!!!おしっこぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおお!!!!!!』 だんだんだんっっ!!地面を踏みしだき、きらきらと雫を垂らしながらトイレに突撃していく一人の少女。 その見据える先には5つの個室があった。1つはもう埋まっているけれど、他は開いたままだ。これだけ尿意限界の少女がたくさんいるというのに、使っていいのは1つだけ。それはわかっている。 『ゥあああああああああああアアアアアァァァア!!!!!』 けれど常識がどうであろうと、見てくれる人がいないのにしてしまうことがどれだけ恥ずかしいことであろうと、しかし漏らすよりはマシだ。廊下で溜まったモノをすべてぶちまけてしまうよりはよほどよほどマシだ。 少女は絶叫しながら、他の生徒の制止を振り切って開いた個室に突撃していった。扉を閉めることもなく下着を引き剥がし、溜まりに溜まったオシッコを今放とうとしていた。 びしゅうっっっっしいいいいいぃぃいぃぃいーーーーーー!!!!!びゅじじじっっっぶしゃしゃしゃあああああぁぁぁあーーーーーーー!!!!!! それはこの日放たれた少女の放尿の中で、最大の音と勢いを誇る爆尿だった。 野太い尿線は便座の中になどとうてい収まらず、開いた扉から外に飛び出して壁を打ち付ける。その勢いたるや、水道管が破裂したとしてもこうはならないだろうというほどの代物だった。 『っっっはあっ、はあっ、はあっ……!』 『……っふぁはあああぁぁ……!!』 その源であるひとりの少女は緩み切った心地よさそうな顔で溜まり溜まったオシッコを撒き散らす。それがパニックの幕を開いた。 扉が開いたまま、その放尿の様子を並んでいる少女たちに見せつけているのだ。これまで個室の中で行われていたそれが、衆目の目に晒されてしまったのだ。 これまでは先生が見ていないといけないから、というのが少女たちのリミッターとなっていたし、扉の向こうであるということがフィルターとなって少女たちの発狂を防いでいた。 しかし今、先生の目もなければ扉越しでもない本物の「解放」が目の前で繰り広げられてしまった。これまで長い長い我慢を耐えてきた少女たちの拠り所が、なくなってしまった。 『ああ……あ、ぁあ……!!?』 きゅぅん、きゅぅん、少女たちの膀胱が切なく収縮する。自分もしたい、オシッコをしたいと。 これまで押し込められていた心の声が、先駆者の存在によって今解き放たれようとしていた。 『『『ああああああああああああああぁぁっっっっっっ!!!!!!!!』』』 もう列も何もあったものではない。少女たちは我先にと開いた個室に突撃していき、それが埋まると今度は洗面台に向けて排泄孔の照準を向けた。 そこからさえもあぶれた少女はとうとう床に向かってしゃがみ込み、ヒクつく排泄孔を露にする。 「なっ、何をしているんだ!?君たち、やめなさい!!!」 事態に気づいた教師が止める声も届くことはなく、そこかしこで少女たちは下着を降ろし、そして…… ぶっっっっっしゅううううううううぅうぅぅうううううう!!!!!!! びゅじゅじゅじゅいいぃいぃいぃいいいいいいい!!!!!! っっっしゅいいいいいいぃいぃっっっしいいいいぃいぃいいいいーーーー!!!!! じゅばばばばばばばっっっっびゅしぃっしいいいいいいいいい!!!!! 思い思いにそのほとばしりを解き放った。我慢に我慢を重ねてきたそれを、心行くまま。 便器に、洗面台に、床に、少女たちの熱いオシッコが打ち付けられる。 それは残る50人それぞれが繰り広げてきた我慢をそのまま勢いとした壮絶なもので、壁にしろ床にしろ洗面台にしろ、ぶつかった先で夥しい量の飛沫をあちらこちらに飛ばしていく。 うっかり転んでしまい、そのまま放尿することになった少女の尿線などはすさまじかった。天井に向けて真っすぐ飛んでいったそれは激しくぶち当たり、まるでスプリンクラーのようにトイレ中に飛沫を撒き散らしていく。 トイレ中くまなく、まるで戦場の砲火のごとくに飛び交うオシッコレーザー雨あられ。ここにいる全員の顔も衣服もぐしょぐしょにしながら、少女たちの膀胱が空になるまでパニックは続くのだった。 ______________ 『『『先生……ごめんなさいっっ!!』』』 「ああ、まあ……仕方がないさ。俺も見通しが甘かったみたいだし……俺の方こそごめんよ」 その後、少女たちと教師は部活棟に向かっていた。 それは部活棟にあるシャワーを使うため。オシッコまみれになった身体と衣服を洗い流すためである。 当然ながら乾くまで学校にいるわけにもいかないため、生徒たちはジャージで帰すしかないのだが…… 問題は教師の方だ。生徒たちはジャージがあるものの、教師にはそうした着替えは存在しない。その一張羅が台無しになったからには帰ることもままならないのだ。 そうした事情と、先ほどのパニックに関して謝罪される男性教師だったが、彼も彼でまたいたく今回の件に関して反省していた。 もっと早くに手を打っていればこうはなっていなかった。この事実は胸に刻み込まねばならない。 (こんなにも多くの生徒たちにつらい思いをさせてしまったんだ。次はうまくやらないと……) 猛省する若手教師と生徒たち。常識のおかしくなった世界で、彼ら彼女らはこれからも暮らしていく。


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