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お絵描き工程的なの その2

今回から本編ということで。 まず画像の解像度はB5サイズの350dpiで。 ネットで配布されてるB5漫画用原稿用紙のデータを使わせていただいています。 アナログ時代、ずっと原稿用紙に描いていたのでなんとなくこの枠線がないと落ち着かないので……。 場合に応じて画像サイズを広げたりします。 今回は同人誌の表紙絵なので、印刷後の裁断で切り取られてしまう部分を考慮して少し大きめに。 一枚目。 Saiのデフォルトのマーカーブラシでざくざくと大雑把に描きます。 アタリというやつですね。 今回は描きたいポーズとかあらかじめ決まっていたので割とすんなり。 特に何も考えずに描き始めるとここで一時間以上持っていかれます。 後で「やっぱりこのポーズはちょっと……」ってなったら無駄になるので。 とりあえず全体のレイアウトを優先して、ざっくりと描き殴ります。 何故マーカーブラシかというと、これが個人的に一番雑に見えるからです。 どうしてかわかりませんが、この段階だと雑であれば雑であるほど落ち着きます。 落ち着くとか落ち着かないとか、自分でも何言ってるのかよくわかりませんけど、とにかくそんなノリで(雑 二枚目。 一枚目のアタリ線の色を緑にして適当に不透明度を下げて薄くします。 この画像だとちょっと緑が濃いですけど、実作業時はもっと薄くしてます。 緑なのは、多分この色が一番、下にうっすら見えてても気にならない気がするからです。 たぶん人によります。 なんとなく収まりが悪い気がしたので、自由変形ツールで少し左に傾けました。 こういうのを後から調整できるのはデジタルのいいところだと思います。 その上にレイヤーを作って、Saiのデフォルトの水彩ブラシを、そのままだと筆圧濃度が薄いので適当に少し濃く設定したやつでちゃんとした身体の線を描いていきます。 何故水彩ブラシかというと、いい感じのぼやけてて、線を引くのに使うとアナログ的に言えば先の丸くなった鉛筆感があるような気がしなくもないからです。 どことなく落ち着きます。 ここで意識することは、「後でもう何回か修正するから、微妙だと思う部分があっても、どう見ても明らかにおかしく感じるようでなければ無視する」です。 まだこの後に服を着せたりするので、最終的な決定線はそのときでいい、と思ってやっています。 まあこの絵は前回貼った完成ラフの通り、ほぼ半裸になるんですけど。 髪の毛は大雑把な流れだけ描いておきます。 衣服やその他諸々のパーツを描き足すと髪の毛がそれらに干渉することで見え方とか流れ方とか変わってくるので、この時点でしっかり描き込んでしまうと後々、服を描くときにしんどくなります。 ぱんつだけ先に描いてるのは、右手がぱんつを引っ張っている形なので、ぱんつとセットで描いているためです。 普通の立ち絵とかでも、ぱんつと靴下のラインは最終的に衣服で隠れて見えなくなるとしても描いた方がバランスが取りやすいです。 その過程でぱんつがいい感じに描けてしまって「ん! よし、スカートをめくり上げよう!」となることがよくあります。 とてもよくあります。 ちなみに、これは下の緑の線を除いて、5つのレイヤーを使っています。 ・顔 ・髪 ・手 ・首からふともも周り ・左足 特に頭や手足は描いてみて大きさや位置がおかしいと思ったらレイヤーを分けておけば変形ツールで後から調整できますし。 髪も別のレイヤーにしておくことで、後から髪型を変えたいときとかに目とかを間違って消してしまうことなく修正できます。 アナログからデジタルにして、作業時間がものすごく短縮されましたが、主にこの部分が最大の恩恵をもたらしてくれていると思います。 紙だと、全部消しゴムで消して描き直しですからね……。 ここまでで約1時間ちょっと。 基本的に遅筆ですけど、一枚目の工程がサクっといけたのでこれでも平均としては速い方だったりします。 ちなみに漫画だとこんな時間かけるわけにはいかないので、もっと簡略化したやり方してますけど。そっちはまた別の機会に……。 とりあえず思いのほか長くなったので今回はこれにて。 出来るだけ細かく、基本思ったことをつらつらと、という感じで書いてますが、どんなもんでしょう……。 結果的に普通のメイキングとかでは書いてないようなことを書けてるような気がするので、今後もこんな感じでやってこうかなとは思っておりますけれども。 それではたぶん、また来週(自信なさげに)

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